2014.01.22(水)
松本市の学生寮でノロウイルス食中毒

 松本保健所は1月21日、松本市内の学生寮(松本大学松球寮)を食中毒の原因施設と断定した。患者はこの学生寮で食事をした1グループ31名中の20名で、県環境保全研究所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出された。なお、患者は全員快方に向かっている。
 事件の探知は1月17日、松本保健所に松本市内の大学から「学生寮の寮生が1月16 日からおう吐、下痢、発熱等の症状を呈している。共通食は寮の食事(1月15日の夕食)で、寮生以外に発症者はいない」旨の連絡があった。
 松本保健所による調査結果によると、患者は学生寮の寮生1グループ31名中20名で、1月16 日午前5時頃から吐き気、発熱、倦怠 感などの症状を呈した。患者はこの施設で調理された食事を共通して喫食していたこと、環境保全研究所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出されたこと、患者の症状はノロウイルスによる食中毒の症状と一致していたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、松本保健所はこの施設で調理された食事を原因とする食中毒と断定した。
患者らへ提供された主なメニューは、冷しゃぶサラダ(豚肉、レタス、水菜、セロリ、玉葱)、サバ味噌煮、小松菜 とエノキのごま油和え、シュークリーム、ご飯、お茶、牛乳だった。
 参考までに長野県内(長野市含む)における食中毒発生状況(本件含む)は、平成25年度 (内長野市)17件 (3件)477名 (33名)、平成24年度 (内長野市)19件 (1件)520名 (15名)となっている。