2014.04.07(月)
放浪の天才画家「山下清展」(信濃美術館)
4月12日〜6月1日、芸術家としての真の姿を
貼絵、油彩、水彩画、陶磁器など約130点

 放浪の天才画家・山下清(1922-1971)。49歳の若さでこの世を去るまで、昭和という激動の時代を駆け抜けた彼の人生は、映画やテレビドラマにもなり、美術ファンのみならず幅広い層に支持されて来た。
 今回の展示会では、代表的な貼絵をはじめ、油彩や水彩画、ペン画、陶磁器など、初期から晩年までの作品約130点、さらに放浪日記や本人のコメントも併せて紹介する。「日本のゴッホ」とも称された山下清が、何を考え、何を感じながら作品を生み出したのかという視点で、芸術家としての"真の姿"に迫る。

50.長岡の花火(中画質).jpg50.長岡の花火(中画質).jpg山下清《長岡の花火》1950年 ©清美社


104.ラ・ムスメ(娘)―ゴッホによる(中画質).jpg104.ラ・ムスメ(娘)―ゴッホによる(中画質).jpg山下清《ラ・ムスメ(娘)-ゴッホによる》貼絵 1940年 ©清美社

 会期は4月12日(土)〜6月1日(日)、休館日は毎週水曜日(ただし4/30は開館)、開館時間は9:00~17:00(入館は16:30まで)、会場は長野県信濃美術館 第1・2・小展示室。観覧料は大人1,000(900)円、大学生800(700)円、高校生以下無料、※( )は20名以上の団体料金 。前売券800円(大人のみ)。前売券販売は4月11日(金)まで。東山魁夷館との共通料金は大人1,300円、大学生900円、高校生以下無料となっている。
 主催は長野県、長野県信濃美術館、テレビ信州、共催は長野県教育委員会、後援は長野市、長野市教育委員会、長野県芸術文化協会、長野商工会議所、善光寺、長野県美術教育研究会、(公財)八十二文化財団、(公財)ながの観光コンベンションビューロー、JR東日本長野支社。協力は山下清作品管理事務局。企画協力はステップ・イースト。
 また、関連企画・ワークショップとして「放浪の天才画家 山下清展」ギャラリートークは、同館学芸員による展示解説が4月26日、5月17日、24日、31日(いずれも土曜日13:30-)に行われる。

「緑の樅の木」展覧会(東山魁夷館)
4月3日(木)〜5月27日(火)まで

 年間テーマ「六本の色鉛筆」は、ザルツブルクに滞在した冬、一夜毎に色をテーマにその印象や思い出、音楽のことなどを書き綴った東山さんの物語。初回は緑色。彼は「明るい緑は嘗て一度も私の心の色ではなかった」と記している。
会期は4月3日(木)〜5月27日(火)、休館日は毎週水曜日(ただし4/30は開館)、開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)。会場は東山魁夷館展示室、観覧料は大人500(400)円、大学生300(200)円、高校生以下無料。※( )は20名以上の団体料金 。
 また、学芸員による対話型ギャラリートーク「おしゃべりさんぽ」(4月)は、4月5日(土)、19日(土)11:00~行われる。「美術館は静かにしなければいけない所」というネガティブなイメージをお持ちのあなた、「作家や時代背景の知識がないから美術はわからない・・・」と苦手意識をお持ちのあなたに、東山魁夷館展示室において学芸員と一緒に、東山魁夷の作品について、あれこれ、おしゃべりしてみませんか?

H2東山魁夷《緑の窓》1983.jpgH2東山魁夷《緑の窓》1983.jpg東山魁夷《緑の窓》1983年 長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵


H1東山魁夷《花明り》(習作)1964~66.jpg
東山魁夷《花明り》(習作)1964-66年 長野県信濃美術館 東山魁夷館蔵

 作品を見て、ふつふつと沸いた疑問や感想を、自分の心に閉まわずに、ほかの誰かに語りあってみると、「やっぱり」と共感できたり、違う見方を知って新たな発見ができたり、想像がぐっとふくらんで、もっと作品を楽しむことができる筈。是非「おしゃべりさんぽ」に気軽に参加して欲しいという。参加費は無料、ただし観覧料(大人500円、大学生300円、高校生以下無料)が必要だ。
 お問い合わせは、長野県信濃美術館•東山魁夷館まで(〒380-0801 長野市箱清水1-4-4 〈善光寺東隣〉電話026-232-0052 FAX026-232-0050)。