2014.06.30(月)
県内の主要登山ルートの難易度評価
「信州 山のグレーディング」を作成
登山者の「自分の力量に合った山選び」

 長野県及び長野県山岳遭難防止対策協会では、「登る山」と「登る人の実力」のミスマッチによる山岳遭難事故を防ぐため、県内の100登山ルートの難易度を評価し、「自分に合った山選びにより、登山を安全に楽しみましょう」と呼び掛けている。
この目的は県内の主要登山ルートの難易度を情報提供し、登山者が「自分の力量に合った山選び」をすることで、遭難事故の防止に役立てる。 
 難易度の評価方法は県内の主要登山ルートごとに、固有の地形的な特徴に基づいて、無雪期•天候良好の条件下での「体力度」と技術的な「難易度」を評価し、縦軸•横軸のマトリックス図で表示している。
 体力度はルートの水平距離や上り下りの標高差などの客観的データにより登山ルートごとの「ルート定数」を算定し、10段階に分類している。難易度は登山ルートの地形上の特徴や必要技術から、ルートの現況を熟知する各地区遭対協が共通の基準で5段階に分類した。
 評価した主要登山ルートは北アルプス40、南アルプス7、中央アルプス9、八ヶ岳22、その他山域22の合計100となっている。首都圏で人気の「高尾山(2ルート)」も参考に評価している。
 この周知•普及は「 Webサイト」で情報提供(・登山情報サイト「ヤマレコ」のトップページに設置した県遭対協バナーから情報提供、・県・県警・県観光協会のホームページ)。「全国の登山用品店」で情報提供・モンベル、好日山荘、ノースフェイスなど213店舗。「山岳情報誌」に記事掲載。「全国の山岳団体」を通じて情報提供 <配布資料>〇「信州 山のグレーディング」(マトリックス図)〇「信州 山のグレーディング一覧表」(ルートを五十音順表示)。
 お問い合せは長野県山岳遭難防止対策協会総務部(県観光部山岳高原観光課山岳高原観光係内) (課長)浅井秋彦 (担当)原一樹まで
(電話026-235-7251(直通)、026-232-0111(代表)内線3552、FAX026-235-7257)。
mail-new.png mt-tourism@pref.nagano.lg.jp
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