非現金決済の普及や観光客•海外旅行客への対応等の観点から、小売店•飲食店におけるクレジット決済の必要性が高まっている。一方で小規模事業者にとっては、従来型のクレジットカード端末の導入•維持は経費面での負担が大きいと言える。

スクエア㈱　　　　　　　　　　コイニー㈱

そこで県では運営事業者の協力を得て、クレジット決済が簡単に導入出来る「モバイル決済」のセミナーを、各地の団体等との共催で行うので、以下のとおり開催を希望する団体を募集する。
1 モバイル決済とは?
クレジットカード決済の一つの方法。スマートフォンやタブレット端末にクレジットカード読み 取り専用端末(アタッチメント)を付け、 カード情報を読み取り、支払金額の入力や認証(手書きサイン)を行い、クレジット決済を行うもの。
2 モバイル決済の主な利点
・導入費が安価(0円〜)
・維持費が安価(月0円〜)
・手数料が安い(3.2%台)
・出張販売、イベント販売等でも対応可能
3 クレジット決済の主な利点
・顧客利便性(おもてなし)の向上
・観光客・外国人旅行客、高額商品購入者への対応度の向上
・売り逃し(機会損失)の防止や、客単価の向上
4 クレジット決済の状況
・家計可処分所得に占める販売信用供与額(≒クレジットカード利用額)の割合 約18%(H21)
・法人小売店のクレジット決済利用比率東京18.1%(1位) 長野10.9%(28位)
鹿児島7.8%(47位)
(出典:経産省産業構造審議会流通部会資料(H24/7 月)及びH19 商業統計) •決済金額は小額化傾向(1件平均約6000円 (出典:日銀「決済システムレポート2012-2013」)
・外国人旅行者が旅行中困ったこと「両替•クレジットカード利用」16.1%(都市部11% 地方部 35%) (出典: H23 観光庁アンケート)
5 「モバイル決済導入セミナー」の実施案と開催希望団体の募集
以下の内容で開催を希望する団体(*)は下記まで電話•メール等でご連絡願を。 *商業•観光•サービ ス業事業者等、業種や団体の形態(法人•任意)は問わない。
・実施時期 平成26年11月~平成27年3月(予定) *同月以降も希望により実施。
・実施時間 1〜2時間
・実施内容 1モバイル決済 導入の概要と利点(県担当者) 2モバイル決済 詳細説明(運営事業者)… 実機でのデモ操作も行う。
・対象者 クレジットカード決済に関心がある主に小規模事業者(業種不問)
・実施規模 1セミナー10名(事業者)以上
・協力を得る運営事業者(予定)1スクエア(株)(東京都港区) 2コイニー(株)(東京都渋谷区)
・開催団体にお願いする事項 1開催場所の手配 2参加者の募集 *開催経費の負担は不要。

お問い合わせ先は県産業労働部 産業政策課 サービス産業振興室 サービス産業創出係(室長)仁科 英孝 (担当)芹沢隆史まで(電話026-235-7198〈直通〉026-232-0111〈代表〉内線2964 FAX 026-235-7496)。


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