長野県伝統的工芸品として「飯田水引」「松代焼」「栄村つぐら」「信州からまつ家具」の4件を新たに指定した。
　長野県知事指定の「飯田水引」(飯田水引協同組合)の主な製品は、金封、結納品飾り、正月飾り、民芸品、元結等、「松代焼」(松代焼作陶会)は湯呑み、皿、茶碗、小鉢、徳利、花瓶等、「栄村つぐら」(栄村つぐら振興会)は猫つぐら、飯つぐら、ぼぼつぐら、「信州からまつ家具」(針葉樹家具開発)は箱物家具(タンス類、書棚、食器棚等)脚物家具(テーブル類、チェア、ベッド等)。

飯田水引


松代焼

栄村つぐら


信州からまつ家具

　上記4件は11月27日に長野県知事指定された。指定要件は①主として日常生活の用に供される ②製造工程の主要部分が手工業的③伝統的な技術•技法で製造される(概ね50年以上継続)④伝統的に使用された原材料で製造される(主たる原材料が概ね50年以上継続)⑤工芸品の製造事業者で構成する団体 (5者以上)となっている。
　なお、11月18日に「長野県伝統的工芸品指定検討会」(座長:信州大学副学長•笹本正治氏、メンバー6名)が開催された。県内の伝統的工芸品は今回の指定を加え、経済産業大臣指定7品目、長野県知事指定18品目となった。指定4件の沿革、製造地域、技術•技法等の詳細は別紙のとおり。
飯田水引
松代焼
栄村つぐら
信州からまつ家具
　お問い合わせ先は県産業労働部 ものづくり振興課 生活産業係 (課長)上原卓(担当)村上健一、岡崎信康まで(電話026-235-7132〈直通〉FAX026-235-7197 E-mail mono@pref.nagano.lg.jp)

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