2015.12.24(木)
「ノロウイルス食中毒注意報」
12月24日、全県に発令する
感染性胃腸炎が感染性胃腸炎

 24日、長野県は「ノロウイルス食中毒注意報」を全県に発令した。感染性胃腸炎は主に冬期に流行するが、この患者の届出数が増加すると、それに伴いノロウイルス食中毒が発生する傾向にある。
 長野県内における感染性胃腸炎患者の届出数に増加傾向が見られること及び全国的にノロウイルスによる集団感染が多発していることから、「ノロウイルス食中毒予防のポイントに注意してノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう」と長野県では呼びかけている。

〈参考資料〉
 長野県内の過去5年間(平成 22年度〜平成26年度)における、ノロウイルスによる食中毒の発生状況(長野市含む)。県内のノロウイルスによる食中毒は、平成22年度から平成26年度までの5年間に、 46件(患者数1,377 名)発生している。その発生状況は下の図のとおりで、12月から3月にかけて多発していることが特徴である。
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〈「ノロウイルス食中毒注意報」について〉
 例年、ノロウイルス食中毒が冬期に集中して発生している。ノロウイルスによる感染症は「感染性胃腸炎」の一部として報告されるが、その感染性胃腸炎の患者数が急増傾向を示すと、1〜2週間後にノロウイルス食中毒が発生する可能性が高いことがわかっている。
そこでノロウイルス食中毒発生防止のため、平成15年から感染性胃腸炎の患者数が急増傾向を示した時点で、「ノロウイルス食中毒注意報」を発令している。
LinkIconノロウイルス食中毒予防のポイント.pdf
 この件のお問い合わせは県健康福祉部 食品・生活衛生課 食品衛生係 (課長)高木正明 (担当)和田純子 古屋智大まで(電話026-235-7155<直通> 026-232-0111<内線2661> FAX026-232-7288)。
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