2017.03.24(金)

2つの「中部空港」が友好空港提携
中部国際空港と台中国際空港(台湾)との
友好空港提携に!

 2017年4月6日(木)、日本と台湾の「中部」地域の空の玄関が友好空港となり、「友好空港提携覚書」を締結することとなった。4月6日(木)、日本の「中部」地域の空の玄関である中部国際空港と台湾「中部」の台中国際空港が友好空港となり「友好空港提携覚書」を締結する。また、同日から定期チャーター便が運航される。
 双方の「中部」地域は、昨年3月に中部広域観光推進協議会と台湾側の中台湾観光推動委員会との間で友好交流連携に関する覚書が結ばれたことを皮切りに、2月10日には三重県と台中市による国際交流促進覚書、2月23日には下呂温泉観光協会と台中市温泉観光協会による姉妹温泉提携など、官民を挙げての交流が盛んに進められている。
 日台それぞれの中央部にあるという立地が共通し、更に台中国際空港はセントレア開港と同時期に民用化された経緯がある。また、両空港は昨年3月から計15往復のチャーター便が運航されるなど、これまで相互協力を深めてきたが、今回の覚書締結により両空港の周辺地域の交流をさらに拡大させ、将来の定期便の開設を目指す。
 なお、締結に際して同社社長ほかで構成される訪問団が台中を訪問する。4月6日(木)午前に台中において締結にかかるセレモニーを実施後、台中国際空港発中部国際空港行きのチャーター便の初便に両空港の代表者が搭乗する。
 
〈友好空港について〉
日本側:中部国際空港【代表者:中部国際空港株式会社 代表取締役社長 友添雅直】
台中側:台中国際空港(台湾名:臺中國際機場)【代表者:交通部民用航空局臺中航空站 主任 張瑞澍】
■締結予定日:2017年4月6日(木)
■締結内容 :
・定期直行便開設に向けた相互マーケティング活動
・両地域の自治体、観光事業者等の交流及び観光推進への協力
・両地域への誘客促進
・両空港間での定期的な意見交換
※中部国際空港の姉妹•友好空港はミュンヘン空港(2005年2月締結)に続いて2空港目。
※台中国際空港の友好空港は中部国際空港が初。
 
〈定期チャーター便の運航について〉
 チャイナエアライングループにより4月6日から5月25日まで、週3便計22往復が運航予定。■フライトスケジュール
CII7314便 台中発13:00 セントレア着16:55
CII7315便 セントレア発18:00 台中着20:20
※火・木・土運航
※運航機材:ボーイング737-800型機(ビジネスクラス8席、エコノミークラス153席)

昨年実施されたチャーター便の初便歓迎行事の様子。
 
 ちなみに中部国際空港(株)(URL http://www.centrair.jp/)は本社を愛知県常滑市セントレア1-1
第一セントレアビル6階に置く。電話番号は0569-38-7777、代表者は友添雅直氏、上場は未上場、資本金は83億6000万円。