2017.06.16(金)

国史跡 松本城及び国天然記念物の
志賀高原石の湯のゲンジボタル生息地が
追加指定され、指定地の範囲が広がる!

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は、6月16日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議•議決を経て、史跡等の指定等について文部科学大臣に答申した。 これにより県関係の史跡及び天然記念物は、以下のとおり追加指定されることとなった。
 
〈追加指定の答申物件〉
【史 跡】 松本城(松本市) 信州の中心的な近世城郭。南•西外堀と東総堀は明治時代になって民間に払い下げられ、大正時代になると宅地として埋め立てられている。古絵図や発掘調査によって明らかになった堀の一部が追加指定となる。
○追加指定面積: 786.09m²
○指定地合計 :93,675.60m²
 この問い合わせ先は松本市教育委員会松本城管理事務所まで(電話0263-32-2902)。

【天然記念物】志賀高原石の湯のゲンジボタル生息地(下高井郡山ノ内町) 標高約1,600mもの高標高地に所在し、河川に流入する温泉水により維持されているゲンジボタルの生息地。成虫の発生期間も平均3か月以上と長く、他の生息地にない特徴があることから、ホタルの生息地として重要だ。今回、条件の整った部分が追加指定となる。
○追加指定面積:6,068.64 m²
○指定地合計 :158,721.09m²
 この問い合わせ先は山ノ内町教育委員会 生涯学習•体育係まで(電話0269-33-1102)。

 この件のお問い合わせは長野県教育委員会事務局 文化財•生涯学習課 (課長)井上雅彦 (担当)柳澤亮・谷和隆まで(電話026-235-7441<直通> 電話026-232-0111<代表> 内線4430 FAX
026-235-7493 E-mail  bunsho@pref.nagano.lg.jp )。