2017.11.27(月)

<外食市場10月の動向>
台風などで客数減少も
売上げは前年を僅かに上回る

10月の全体概況は、土曜日が1日少ない曜日回りに加え、台風が2週続けて週末に上陸接近したこと、月全体を通して雨天日が多かったこと等から、客数は14カ月ぶりに前年を下回ったが、フェアメニューなど高単価商品が堅調な店舗もあり客単価が上昇、外食全体の売上げは100.1%と前年をわずかに上回った。また、限定的ではあるが、総選挙期間中に予約が減り売上げに影響したところもあった。  

業態別概況では、ファーストフード業態の全体売上げは101.6%と前年を上回った。「洋風」は新商品やご当地メニューキャンペーンなどが奏功し、売上げは104.0%と好調。「和風」は昨年携帯会社とのコラボキャンペーンがあった反動もあり、客数が大幅に減少し売上げも96.1%となった。
「麺類」は店舗増に加えフェア品等が堅調で、売上げは103.9%。「持ち帰り米飯•回転寿司」は、店舗減などもあり売上げ95.4%。「その他」は「アイスクリーム」が携帯会社とのコラボキャンペーンにより大幅に客数増、売上げは112.3%となった。
ファミリーレストラン業態の全体売上げは97.7%と5カ月ぶりに前年を下回った。業種別では「洋風」は引き続き高単価のフェアメニューが堅調で、客単価が上昇も天候要因で売上げ96.2%、「和風」は一部で宴会需要などがあるブランドでは選挙の影響もあり、売上は95.9%となった。 「中華」は引き続きポイントアップキャンペーンなどを行うも客数減で売上は99.0%。「焼き肉」は天候に恵まれない中でも好調を維持しており、売上げは106.2%となった。
パブ•居酒屋業態の「パブ・ビアホール」は、天候要因に加え、大きなスポーツイベントが少なかったことなども影響し、売上は95.6%。「居酒屋」は店舗減と悪天候の影響で、売上げは94.5%となった。
ディナーレストラン業態は各社まちまちで、天候要因や選挙期間中の宴会需要減で売上げを落とした店もあったが、鍋などの季節限定メニュー等が好評なところもあり、売上げは103.3%となった。喫茶業態は天候要因で客数減となったものの、温かいドリンクや軽食メニューが好調で客単
価が上昇、売上げは101.0%となった。