2017.02.23(金)

川中島合戦における「武田信玄(晴信)感状」

4点を特別公開(36()11()

県立歴史館 新収蔵資料

<特別公開資料>
新収蔵資料 天文24年「武田信玄(晴信)感状」(蘆川あて)
高井郡の井上十六騎と呼ばれた現在の須坂市近辺に在住した武士の蘆川氏にあてた武田信玄(晴信)からの感状。天文24(1555)719日の第2回川中島合戦で、敵方を討ちとったことを褒賞し、今後の働きに期待するという内容で、信玄の朱印が捺してある。「感状」とは戦いで活躍した武将に対して大名が褒賞する書状のことで、今回の史料は川中島合戦で出された数少ない貴重な史料だ。
昨年度寄贈資料「室賀家資料」
室賀家は小県郡室賀(現上田市室賀)を本拠として活躍した国衆で、戦国時代村上氏の家臣でしたが、武田信玄(晴信)に属し、武田家滅亡後は上杉氏や徳川氏に従属した。昨年度、京都の室賀家から約700点を一括寄贈された。このうち、室賀氏に関わる「武田勝頼知行宛行状」「上杉景勝あんどじょう安堵状」
「徳川家康書状」
を寄贈後初公開する。
料金は一般/300(200)、大学生/200(150)( )内は団体20名以上。高校生以下無料。障がい者手帳などの交付を受けている方と同伴の介護の方は無料だ。
この件のお問い合わせは長野県立歴史館 学芸部文献史料課 (館長)笹本正治 (担当)中野亮一まで(電話026-274-3993  FAX026-274-3996  E-mail rekishikan-sogojoho@pref.nagano.lg.jp)