2019.05.03(金)

第78回「JF米国研修ツアー」

5月18日(土)~5月25日(土)

シカゴ•ニューヨーク(6泊8日)

   一般社団法人日本フードサービス協会(髙岡慎一郎会長)は、毎年恒例の春の米国研修を行う。秋の米国西部訪問に続き、春の研修は米国東部シカゴ、ニューヨークとなる。なお、出発は成田空港、帰着は羽田空港となる。



   今回の研修テーマは、「新たな店外消費ビジネスに湧く米国外食市場から、次世代のレストランビジネスをデザインする」という内容だ。研修の主なポイントは7点からなり、次の様になっている。
 
   ひとつは8250億ドルの市場規模を持ちながら今もなお成長を続ける米国外食市場の視察。二点目米国の様々な業種•業態のレストランの把握だ。ファーストフード•ファーストカジュアル•カジュアルレストラン•ファインダイニング(同業態が集約する地域の店舗比較、成長著しいカジュアルチェーン•ファインダイニングの重点視察)となっている。
   三点目は特色の異なるブランドの小売施設。外食産業の手強い競争相手(全国チェーンのグローサリーストア、高級デリ専門店、ディスカウント食品スーパー、グルメスーパー、店内調理•飲食スペース付のスーパーマーケット等)。
   四点目は最近の消費者の動向と外食企業の対応。多様化するニーズに対応したメニュー、朝食マーケット、デリバリーサービス、ドライブスルー、 日本食レストランの普及、高騰する人件費•食材費への対応、健康志向に対応したメニュー表示、地産地消と安全安心、環境に配慮した食材の訴求、SNS•IoTの活用、観光客への対応等。
   五点目はESG・SDGs・CSRの取り組み、法規制への対応。六点目はホスピタリティを重視した従業員教育、七点目はIT企業による食品事業への進出の以上となっている。
   募集人員は45名(定員になり次第終了)、参加費用は会員価格468,000円(エコノミークラス•2人部屋の場合)、非会員価格は518,000円(エコノミークラス•2人部屋の場合)。※燃油サーチャージ•空港諸税を含んでいる。
   オリエンテーションセミナーは、研修が効果的•効率的に行われるため、テキストと地図、スライド等による事前セミナーを、4月24日(水)14:00~18:00までJF センター会議室(東京都港区浜松町)で開催された。