2019.06.20(木)

県が重点支援する広域型DMOに(一社)HAKUBAVALLEY      

TOURISMを指定、自治体がチャレンジ!

コンセプトは世界から選ばれる山岳観光地域の構築

   20日開催した「観光戦略推進本部会議」において、県が重点的に支援する広域型DMO(重点支援広域型DMO)として、(一社)HAKUBAVALLEY TOURISM を指定した。

   重点支援広域型DMOの必要性は、外国人観光客が県内各地域を訪れ、世界的な視点での魅力発信や観光客の受入体制の整備が急務となる中、市町村域を越えた広域的な地域のストーリーを持ち、「稼ぐ」観光地域づくりを実行する「広域型DMO」の形成•確立が重要となった。 このため「長野県観光戦略」では、県は一定の基準を満たした法人を「重点支援広域型DMO」に指定し、地域や市町村の取り組みと併せ、ハード•ソフト両面から支援を実施する。
   指定法人(令和元年6月20日指定(県指定第1号))の名称は、一般社団法人HAKUBAVALLEY TOURISM(髙梨光代表理事<HAKUBAVALLEY索道事業者プロモーションボード会長、白馬観光開発(株)取締役会長>)。
   対象エリアは大町市、白馬村、小谷村の全域で、目指す内容は日本最大級のスノーリゾート、世界からファンが集う多彩な自転車コースの舞台、山岳エコツーリズムの聖地(広域型DMO計画の概要は別添のとおり)を掲げている。
LinkIcon190620press_dmo.pdf
  この指定の理由は、SDGs(持続可能な開発目標)や広域型DMO形成•確立を通じた新たな自治へのチャレンジなどの観点を採り入れるなど、しあわせ信州創造プラン2.0のめざす姿と合致していることだ。今後の予定は、HAKUBAVALLEY TOURISMの下で観光を基軸とした地域づくり•まちづくりが進められるよう、地域や三市村の取り組みと併せ、各部局が専門性を発揮しハード•ソフト両面からの支援を実施する。
 
   この件のお問い合わせは県観光部 山岳高原観光課 企画経理係 (課長)塩原一正 (担当)近藤浩
井出尚人まで(電話026-235-7247<直通>  026-232-0111<代表>内線3523  FAX026-235- 7257  E-mail:mt-tourism@pref.nagano.lg.jp)。