2019.02.07(木)

早春の緑あふれる信州を満喫

イワナ、ヤマメ、アマゴなど

『渓流釣り』2月16日から解禁

   イワナ、ヤマメ、アマゴなどを対象とした渓流釣りが、2月16日から順次解禁される。日本一の山岳県である長野県には渓流が多数あり、解禁日にはこの日を待ち望んだ太公望たちが、大自然の中で魚との駆け引きを楽しむ。


<各漁協の解禁日>

LinkIcon別表.pdf
<地元漁協からひとこと>
   日本の屋根と称される北アルプスの中でも、代表的な槍ヶ岳から爺ケ岳、鹿島槍ヶ岳までの山 塊を源流とする高瀬川渓谷、その支流には籠川、鹿島川があり、又その南方には餓鬼岳を源とする乳川の最上流部と木崎湖より流れ出る農具川がわが組合の漁場です。
   その渓流域への放流は、イワ ナの成魚を主として釣り大会にはニジマスも大量に放流されます。なお、渓谷の奥深くに分け入れば、幻のイワナ(尺イワナ) も夢ではありません。また、市内の東側を流れる農具川には、木崎湖より下降したコイやウナギに加えてヤマメやアユ、そして大量のニジマスが放流されていて、初心者向きの釣り場として、小中学生のクラブ活動やファミリータイプの釣り人の皆さんにも親しまれています。北アルプスの偉大な懐に抱かれ、移り行く季節を楽しみながら、恵まれた環境にある高瀬渓谷の源流イワナに逢いに是非お越しください。
                                        北安中部漁業協同組合(電話•FAX0261-22-7107)
                                                                                   代表理事組合長  猿田勝文
 
<水産試験場>    
   ヤマメ、アマゴ、イワナの稚魚を見たことはありますか。冬に産卵床内でふ化した稚魚は、ヤマメ、アマゴなら概ね3月上旬、イワナなら4月中旬に産卵床から出てきて餌を捕り始めます。大きさは2cmぐらいで、成魚ほど人を恐れないので慣れれば簡単に見つけることができる。底が綺麗な砂で、水深が10cm程度で流速が毎秒5cm未満の岸際の湾入部を探してみてください。稚魚がいるということは、去年の秋にはそれらを産んだ親魚がいたということで、その川に渓流魚が健全に生息している証拠です。
 
   この件のお問い合わせは水産試験場 (場長)傳田郁夫 (担当)山本聡まで(電話0263-62-2281 FAX0263-81-2020  E-mail suisan@pref.nagano.lg.jp)。