2020.04.10(金)

佐久市地域おこし協力隊出身者が設立した

合同会社TEAM3939、4月より佐久市浅科の

道の駅「ほっとぱ~く・浅科」の運営を開始

   佐久市地域おこし協力隊出身者がより一層の地域発展に寄与するために設立した合同会社TEAM3939(チームサンキューサンキュー、本社長野県佐久市矢嶋、金子久登己、加藤夕紀子共同代表)は、4月3日より佐久市浅科の道の駅「ほっとぱ~く•浅科」の指定管理者となり、道の駅の運営•管理を開始する。本事業は(株)あさしな小泉との共同事業体で取り組む。

  「ほっとぱ ~く•浅科」は、1998年4月に長野県内22番目の「道の駅」として登録、同年9月にオープンした道の駅だ。国道142号線に面し、中部横断自動車道佐久南ICから車で約15分という好立地ながら、全国屈指のブランド米•五郎兵衛米を育てる「五郎兵衛新田」と、その先に雄大な浅間山を望むことができるのが魅力だ。
   今回、「ほっとぱ~く•浅科」の運営に17年間携わってきたあさしな小泉と共同事業体を組み、各社の強みを生かした運営を開始する。あさしな小泉は郷土料理提供部門として、食堂「あさしな亭」の運営を担当。TEAM3939は新しいコンセプトのもと、物産品販売などを行う。   
   TEAM3939が提示する「ほっとぱ~く•浅科」の新しいコンセプトは「道の駅の地域拠点化」。県内外からの観光客向けの拠点としての機能だけではなく、浅科地域の物流、人流、福祉、防災、健康など生活にかかわるあらゆる拠点となることを目指す。背景としては大きく2点あり、1点は観光を主とした道の駅運営は、画一的な土産物が中心となり地元特産品の販売につながらないということ。もう1点は過疎化•高齢化がひろがる地域社会において地域住民が集う拠点が必要になっいるということがある。
   今後の具体的な取り組みとしては以下を予定している。
<商品開発•販売関連>
●TEAM3939が「凍み豆腐」の製造•販売で培ったノウハウを活用した地域特産品の発掘や販売
 促進
●まこもたけなど、当地域でしか味わえない特産品の普及、販促活動
●小•中規模生産者向けの割安価格での販売棚有料貸し出し
●「ほっとぱ~く•浅科」オリジナル商品の開発•販売
●地域住民向けの冷凍肉や魚、惣菜などの日用品販売
<地域の情報発信•交流関連>
●2020年4月オープンのシェアオフィス兼コワーキングスペースの「ワークテラス佐久」等、佐
 久地域の団体や企業と連携した企画実施
●生産者と消費者をつなぐ交流会の開催
●ていねいなものづくりに携わる生産者の想いやこだわりに関する情報発信協力
●宅配ボックス等の設置
 
   TEAM3939は、今後も佐久地域の土地や人が持つ魅力を見つめ直し、新しい視点を取り入れた事業で次世代につながる地域づくりに取り組んで行くとしている。
 
<道の駅「ほっとぱ~く・浅科」概要>
・所在地:長野県佐久市甲2177-1
・営業時間:9:00~18:00
・定休日:毎週火曜日
・駐車場:大型:7台、普通車:34(身障者用2)台
・ホームページ:http://hotpark-asashina.com/
 
< 合同会社TEAM3939 会社概要>
・会社名:合同会社TEAM3939
・所在地:長野県佐久市矢嶋305
・代表者:金子久登己、加藤夕紀子
・設立年月日:2019年4月2日
 
   2019年4月、佐久市地域おこし協力隊を任期満了で退任した金子久登己と加藤夕紀子、金井聡が、佐久地域へより一層の貢献を行うために設立。主な事業として佐久市矢島地区の名産品「凍み豆腐」の製造•販売や、デトックス効果などで注目を集める食材「まこもだけ」の製造・加工・販売、その他地域産業のPR、ホームページ・SNSページの作成、イベントの実施・運営・補助を行っている。