2020.05.22(金)

香港人最新訪日意識調査、香港人の訪日には日本政府の安全宣言

大きな要素!アフターコロナは積極的に旅行を楽しみたい香港人

─日本インバウンド・メディア・コンソーシアム

 この度、日本におけるインバウンドメディアの更なる品質•地位の向上を目指して活動する、日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(略称JIMC、事務局東京都渋谷区、弓削貴久理事長)では、新型コロナウイルスによるインバウンド市場への影響を把握するため、香港のインターネットユーザー872名(※1)を対象に、訪日旅行に関する緊急意識調査を行った(調査担当理事:柏原嘉和 (株)KADOKAWA)。
 
■新型コロナウイルス収束後の「旅行」への意識
 新型コロナウイルス収束後の国内外の旅行への意識については、約97%の多数の人が旅行に対して積極的であることが分かった。「ダメージが大きい観光産業支援のためにも積極的に旅行をする」との回答も約22%に上がった。

Ⓒ日本インバウン ド・メディア・コンソーシアム(JIMC)
 
■訪日旅行への意識について
 訪日旅行についても約97% が前向きに捉えており、「従来と変わりなく、行きたい時に行きたい所に行く」という方が59%でした。「次に日本に行くときに行きたい地域」は、北海道が307票で断トツ1位でしたが、7位熊本県、10位鳥取県など直行便がある地方も人気で、「コロナウイルス前後で訪日旅行先が変化したか」については、「変わらない」が半数以上の約82%とリピーターの多い香港は、コロナ前と変わらない自由な旅行スタイルを希望する傾向が強いと推測できる。「新型コロナウイルスの収束後に行きたい国」として「日本」と答えた人は692票と、2位の「台湾」(207票)を大きく引き離してトップで、依然として高い日本人気が伺える。

Ⓒ日本インバウン ド・メディア・コンソーシアム(JIMC)
 
■新型コロナウイルス収束後の訪日旅行動向
 香港では新規感染者も「ゼロ」が続いており、少しずつ平常時に戻る兆しが見えてきていることもあり、旅先である日本政府による安全宣言が訪日旅行への重要なカギとなりそうだ。また地方への旅行を希望する方も多いことから、国内外の航空路線が復活することが、より多くの香港人を日本に誘客するきっかけとなりそうだ。
 なおJIMCでは、この度の新型コロナウイルスにより一時的に旅行者が大きく落ち込んだ状況からのリカバリーを支援するため、会員メディア(インフィニティ・コミュニケーションズ(株)
(株)KADOKAWA、(株)じゃぱんじゃぱん、(株)昭文社、(株)ダイヤモンド・ビッグ社、(株)NEXTOUR、(株)ファイネックス)横断での露出支援策などを予定している。
※1対象調査は2020年4月29日~5月13日まで現地のSNSユーザーと旅行関係者中心に実施した。
 
■日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)の活動について
   インバウンド媒体等の外国人向け媒体の品質•地位の向上を通じて、我が国が観光立国として発展する事に寄与する事を目的とし、その目的を達成するために下記のような活動を行っている。
・インバウンドセミナー
・インバウンドメディアと広告代理店との商談会
・海外の旅行博覧会への出展および、出展に伴う現地調査など
 
■正会員と発行する主なメディアは以下の通り (詳細はhttps://www.jimc.gr.jp/about/member/に掲載している)
インフィニティ・コミュニケーションズ株式会社(導遊図シリーズ)
株式会社KADOKAWA(Walkerシリーズ)
株式会社じゃぱんじゃぱん(Yummy Japan)
株式会社マップル(DiGJAPAN!)
株式会社ダイヤモンド・ビッグ社(GOOD LUCK TRIPシリーズ)
株式会社NEXTOUR(日本当地網、日本之窓、訪日網)
株式会社ファイネックス(att.JAPAN)
 
   ちなみに日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(URL:https://www.jimc.gr.jp/)は情報通信業で、本社を東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉5階に置く。電話番号は03-6805-1658、代表者は篠谷佐誉子氏。上場は未上場である。