2020.08.05(水)

全国初の外食5社連携による飼料化の

食品リサイクルループ認定(デニーズ、リ

ンガーハット、ワタミ、松屋フーズなど)

   (株)セブン&アイ・フードシステムズ(本社東京都千代田区、小松雅美代表取締役社長)は、名古 屋市内のデニーズにおいて、7月20日付で農林水産大臣、環境大臣ならびに厚生労働大臣による食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」の認定を取得した。この取り組みは同社を含む外食企業5社と合同で実施しており、複数の外食事業者が連携した飼料化での食品リサイクルによる再生利用事業計画の認定は、全国初の事例となる。

   今回の「再生利用事業計画」は、(株)セブン&アイ・フードシステムズを含む外食事業者5社((株)トリドールホールディングス、(株)松屋フーズ、リンガーハットジャパン(株)、ワタミ(株)が愛知県名古屋市内で運営する計38店舗の調理残さ等の食品循環資源を、再生利用事業者で飼料化し養鶏場で給餌、そこで生産された鶏卵や卵製品を参加企業で買い戻し、お客様に提供するという「食品リサイクルループ」として、3大臣からの認定を受けたものだ。
 
   これにより食品リサイクルループに取り組む際の「回収の効率化」や「農畜産物の買戻し」といった外食事業者固有の課題について解決を図っている。さらに事務局である公益財団法人Save Earth Foundationが食品循環資源の発生量や処理量、契約•許可状況などを管理することにより安全•安心で持続可能な仕組みとなっている。
   セブン&アイ・フードシステムズは、名古屋市内のデニーズ(一部店舗)を対象とすることで、年間約15トンの食品廃棄物の資源化を見込んでいる。

【3大臣による認定書】

セブン&アイ•フードシステムズは、今後も外食企業としての社会的責任において、循環型社会の実現と社会の持続的発展に向けた取り組みを続けていきます。

   この件のお問い合わせは(株)セブン&アイ•フードシステムズ経営企画室まで(〒102-8415 東京都千代田区二番町4番地5   電話03‐6238-3567   FAX03-3221-7285   https://www.7andi-fs.co.jp)。