2021.09.04(土

松本市、塩尻市及び安曇野市における

営業時間の短縮等の要請の期間を延長

直近1週間の新規陽性者数は133人に

   引き続き人流を抑制して感染拡大を抑え込むため、松本市、塩尻市及び安曇野市における営業 時間の短縮等の要請の期間を延長する。感染の状況等は松本圏域における直近1週間(8月28日~9月3日)の新規陽性者数は133人、人口10万人当たりで31.36人と前週からは減少しているが、松本市、塩尻市及び安曇野に対する特別警報II発出時の直近1週間(8月4日~10日)と比較して1.3倍と依然として高止まりしている。感染経路不明者や帰省•仕事などによる県外往来歴がある陽性者から家族や職場の同僚に感染が拡大する事例が継続している。
   全県には「医療非常事態宣言」発出中であり、9月3日から12日までの10日間を「命と暮らしを救う集中対策期間」とし、県民の皆様の協力をいただきながら県として全力を挙げて対策を講じているが、全県の確保病床使用率は44.3%(R3.9.3 時点)と医療提供体制への負荷が高い状況が継続している。このため松本市、塩尻市及び安曇野市において、9月7日までとしていた営業時間の短縮等の要請の期間を9月12日まで延長する。
             営業時間の短縮等の要請の期間延長
   松本圏域においては、直近1週間において飲食店での飲食を起因とする感染事例は極めて少数に抑えられている。これまでの飲食店の皆様のご協力に改めて感謝している。しかしながら、感染の拡大が継続しているため、引き続き人流を抑制する必要があるこ とから、別紙のとおり酒類の提供を行う飲食店等に対する施設の使用制限・停止(休業・ 営業時間短縮)についての協力要請の期間を延長する(特措法第 24 条第9項)。※期間以外は令和3年8月11日の要請内容と同様だ。
<参考>
   松本圏域の要請対象店舗数最大2,140店舗(3市うち「信州の安心なお店」認証店舗数619店舗)。全県の要請対象店舗数最大10,810店舗(40市町村うち「信州の安心なお店」認証店舗数 3,427店舗)となっている。
   県では「新型コロナウイルス感染症に係わる差別や誹謗中傷は絶対にやめて下さい」と次のことを呼びかけている。
・新型コロナへの感染は注意していても完全に防ぐことはできません。
・仕事や家庭の事情等で緊急事態宣言発出地域等から来県される方もいらっしゃいます。様々な理由によりワクチン接種を受けられない方もいます。
・差別や誹謗中傷を恐れた受診控えなどは、かえって感染の拡大にもつながりかねません。思いやりの心を持ち、支えあいの輪を広げ県民みんなでこの危機を乗り越えていきましょう。
LinkIcon別紙・参考.pdf
   この件お問い合わせは県危機管理部 消防課新型コロナウイルス感染症対策室 (室長)湯沢秀保 (担当)北澤浩まで(電話026-232-0111内線4705  FAX026-233-4332  E-mail bosai@pref.nagano.lg.jp)。