干し柿は十分に熟し、かつ熟し過ぎていない果実を

14.06.02(月)

 鮮やかな色のゼリー状の果肉に、白い粉をまとった “市田柿”は南信地域の特産。品質の高い原料柿を生産するためには、摘果、施肥、収穫などの作業をそれぞれに適した時期に行うことが重要になってくる。

市田柿.png
市田柿

 南信農業試験場では「市田柿」の安定生産のため生育情報の提供や技術開発を行っている。南信農業試験場では適した時期に作業をしていただくために、「市田柿」の生育情報を提供している。今年も平年同様、5月30日に開花した。今後も開花の情報や成熟の状況を南信農業試験場のホームページに掲載している。

市田柿の花.png市田柿の花
調査標準木.png調査標準木
栽培技術.png栽培技術

 南信農業試験場ホームページ(生育情報)は LinkIcon
 栽培技術(収穫時期の決定)で、高品質の干し柿を作るには十分に熟し、かつ熟し過ぎていない果実を使うことが重要になってくる。 果実の色を見本(カラーチャート)と比べることにより、収穫時期を判断できる。