「県下一斉メスジカ捕獲強化期間」

設定(2月16日〜5月31日まで)し
捕獲対策を推進します!

 増えすぎたニホンジカから、長野県の農林業•自然を守るため、ニホンジカの緊急的な捕獲対策の一環として、メスジカの捕獲強化期間を定め、関係者が連携して県下 一斉に捕獲対策に取り組む。
 実施期間は2月16日(月)から5月31日(日)まで、主唱者は長野県、長野県市長会、長野県町村会。実施内容は①県、市町村、捕獲者等が連携して、集中的かつ広域的なニホンジカ捕獲を推進。②県、市町村は広報媒体を活用して趣旨等を県民に周知するとともに、捕獲強化期間が春の行楽シーズンと重なることから、地域住民や入山者等への注意喚起を行うとなっている。
 期間設定の理由は、ニホンジカは餌となる草本等が芽吹きとなる春に毎年出産する。そこで、出産前のメスジカを捕獲することが、効果的な生息密度の低減につながることから、出産前の2月16日から5月31日までの間を「メスジカ捕獲強化期間」として設定している。
 期間中の入山者等の安全確保は、「県では捕獲者に対し、法令やマナー遵守の指導、事故防止の安全啓発を行っています。県民の皆さんが森林内に入る際にはより一層の安全確保のため、捕獲者が見つけやすい蛍光色などの目立つ色の服装を着用するよう心掛けてください。また、わな等の仕掛けを見つけても絶対に手を触れないでください」と呼びかけている。
【参考:ニホンジカ保護管理計画について(第3期特定鳥獣保護管理計画(H23~H27)】▽生息域と生息数:77 全市町村で生息を確認、推定生息頭数は約 105,000 頭(H22) ▽目標:1農林業及び自然環境の被害軽減 2個体数の削減による地域個体群の安定的な維持 ▽捕獲目標:年間 35,000 頭(うち、メスジカ 26,000 頭)の捕獲を行い、H27 の生息数を 35,000 頭とする ▽被害対策:1防除対策、2捕獲対策、3生息環境対策を総合的に実施する。
LinkIcon実施要項.pdf
 この件のお問い合わせ先は県林務部森林づくり推進課 鳥獣対策•ジビエ振興室 (室長)宮宣敏 (担当)今井翔まで(電話026-235-7273〈直通〉026-232-0111〈内線3266〉FAX026-235-7279)。
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