25周年のメモリアルイヤー

「世界らん展日本大賞2015」
14日〜22日まで東京ドームで

 世界らん展日本大賞実行委員会は、世界を代表する蘭の祭典「世界らん展日本大賞2015」を2月14日(土)~22日(日)の9日間、東京ドーム(東京都文京区)で開催する。昨年は世界20か国•地域が参加、約3,000種、約10万株、250万輪以上の蘭が展示され、展示作品総数は1,289点に及んだ。
 今回は英国のバッキンガム宮殿やヨーロッパの大財閥ロスチャイルド家と関係の深い品種や、国内初公開となる蘭の妖精「オルキス」など25周年メモリアルイヤーにふさわしい展示に加え、キャラクターショー、著名アーティストによるフラワーデモンストレーションなど多彩な日替わりイベントを取り揃え、18万人の来場を見込んでいる。

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オルキス イタリカ

◎日本初公開!蘭の妖精「オルキス」と蘭の昆虫「オフリス」
 「オルキス」は英語のオーキッドの語源となった蘭で、地中海沿岸地方に自生し3~6月頃に咲くため、2月の日本での展示は極めて難しいとされている。今回展示を予定している種「オルキス イタリカ」は、まさに妖精のような形をした花を咲かせるため、「裸の人の蘭」という俗名がついている。
 「オルキス」と同じ地方に自生する近縁属「オフリス」。こちらは人形ではなく、昆虫の形(蜂やハエなど)に似た花を咲かせる種が多いのが特徴だ。人(妖精)の形をした「オルキス」と昆虫の形をした「オフリス」の共演で地生蘭の可愛らしさ、美しさ、神秘の姿を、地中海地方をイメージし装飾したブースで楽しんでいただく。        
 この件のお問い合わせ先は世界らん展事務局((株)電通イベントオペレーションズ内 相川・新倉まで(電話03-3591-0551 FAX03-3591-0552)。
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