県内に残る貴重な伝統野菜の魅力を再発見!

「信州の伝統野菜」産地情報交換会を開催に
2月17日1時から木祖村民センターホールで

 「信州の伝統野菜」の生産者・関係者が一堂に会し、生産振興•地域振興を図ることを目的に情報交換会を開催する。今年は伝統野菜の歴史と重要性を振り返るとともに、産地の皆さんの先進的な活動事例などから今後の展開方向を学ぶ。
日時は2月17日(火曜日)13時00分~16時15分、場所は木祖村民センターホール(木曽郡木祖村薮原196 0264-36-2349)で行われる。
 産地情報交換会は(1)講演会では演題「信州の伝統野菜の歩みと未来に向けて」、講師は信州大学農学部の大井美知男教授(信州伝統野菜認定委員会委員長)、(2)先進事例•活動紹介では三岳黒瀬蕪の復活と漬物・加工販売への取り組み(みたけグルメ工房)、坂井芋の生産拡大と販売への取り組み(木島里芋研究会)、清内路かぼちゃの種の保存と生産販売への取り組み(清内路伝統野菜研究会)、(3)意見交換では信州の伝統野菜の生産販売を通じた地域の活性化に向けてという内容となっている。
 なお、当日伝統野菜のパネル展示や加工品の即売会も行われる。今回の参加者は生産者、農協、市町村、県関係機関、農業団体等の関係者、一般参加希望者が参加している。

昨年の会場の様子.jpg
昨年の会場の様子

※長野県の「信州の伝統野菜」認定制度は、県内で栽培されている野菜のうち、「来歴」「食文化」「品種特性」について一定の基準を満たしたものを「信州の伝統野菜」として選定している。また、選定された「信州の伝統野菜」のうち、伝承地で栽培されている伝統野菜及び一定の基準を満たした生産者グループに対し、伝承地栽培認定を行っている。
 今回は伝統野菜に関心のある一般の方の参加も可能。参加を希望される方は、2月16日までに県園芸畜産課野菜•特産係へ電話またはメールでご連絡を。県農政部園芸畜産課野菜•特産係(課長)本井治 (担当)本井浩まで(電話026-235-7228〈直通〉026-232-0111〈代表〉内線3088 FAX026-235-7481)。
mail-new.png enchiku@pref.nagano.lg.jp