県イチオシのニューフェイス

日本なし「サザンスイート」の
摘果研修会を5月15日に開催

 南信農業試験場が開発した新品種「サザンスイート」の栽培マニュアルを作成した。このマニュアルを用いて、高品質な果実を生産する上でポイントとなる摘果方法を習得するための研修会を、今回初めて開催する。「サザンスイートの生産者の皆さん、奮ってご参加ください」と県農政部は呼びかけている。

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 日時は5月15日(金)午前10時から12時まで (9時50分にJA上伊那箕輪選果場に集合)、場所は上伊那郡箕輪町栽培ほ場。研修内容は•生育状況について•「サザンスイート」の特性から見た摘果方法•「サザンスイート」の着果管理。この他に南信農業試験場の研究員による摘果実演、参加者による実習などがある。参集範囲は「サザンスイート」を栽培されている生産者はどなたでも参加できる(事前申し込みはいらない)。
 「サザンスイート」とは?南信農業試験場で育成した日本なしの新品種。8月中〜下旬に収穫でき、甘くて果汁が多く、シャキシャキとした食感が特徴。なしの2大病害“黒斑病”と“黒星病”に強く、
栽培しやすいが、果実の形が乱れやすいため、高品質な果実を生産するためには摘果を始めとする栽培管理技術が必要だ。
 なお、摘果とは?品質の良い果物を生産するための技術の一 つ。1本の枝に付ける果実の数を適正にするため、小さな果実を間引く重要な作業である。

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 この件のお問い合わせ先は県農政部園芸畜産課果樹•花き係 (課長)伊藤洋人 (担当)渡邊奈央まで(電話026-235-7227<直通> FAX026-235-7481)。

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