ビタミンCやカロテンたっぷり

夏バテ防止に伝統野菜はいかが
ひしの南蛮、そら南蛮の出荷

 小諸市の菱平地区と耳取地区で、地域の風土と食文化の中で受け継がれてきた信州の伝統野菜「ひしの南蛮」「そら南蛮」が、7月から地元の直売所に並ぶ。
 「ひしの南蛮」は昭和10年代に朝鮮帰国者が持ち帰ったのが栽培の始まりとのこと。側面に深い溝が入り、上下がつぶれたような形が特徴。成熟する前のやわらかくて辛みがな い実を、種やヘタを取らずに食べる。産地は小諸市菱平、出荷期間は7月上旬〜10月下旬、入手先は眺望一番ひしの直売所(小諸市菱平312 原田義政•中込文子 電話0267-22-1451)。
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 「そら南蛮」は昭和以前から栽培されていたとのこと。 通常は下向きで実がなるピーマンの仲間だが、上向きで(空を向いて)実がなることからその名がついたそうだ。辛みや苦味がなく、種やヘタも柔らかいので丸ごと調理して食べる。産地は小諸市耳取、出荷期間は7月上旬〜10月中旬、入手先は三岡ふれあいセンター直売所(小諸市耳取615-3 町田照美•渡辺春江 電話0267-24-4177)。
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〈産地からひとこと!〉
 「ひしの南蛮は早めに収穫したものは辛味が少なく、種もそのまま丸ごと食べられます。砂糖・醤油煮、素揚げ、てんぷら、油味噌炒めで食べるのが主ですが、軽く炒めたり・焼いたりして、味噌・醤油をつけてもおいしく食べられます。
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 また、そら南蛮は皮は薄くて柔らかく、青臭さはありません。丸ごと焼いて丸ごと食べるのが一般的な食べ方ですが、お好みにより醤油をつけてもおいしく食べられます。これからが旬の佐久地域の信州の伝統野菜「ひしの南蛮」「そら南蛮」を是非ご賞味ください」と話している。

 信州の伝統野菜は県内各地に残る貴重な伝統野菜の文化的、遺伝的な意義や価値を多くの人に知っていただき、後世まで伝えるため平成19年に「信州伝統野菜認定制度」を創設した。県内で栽培されている野菜のうち、「来歴」「食文化」「品種特性」の3項目について、一定の基準を満たしたものを「信州の伝統野菜」に選定している。
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 この件のお問い合わせ先は佐久地方事務所農政課 生産振興係 (課長)相馬正博 (担当)湯本道男まで(電話0267-63-3145<直通> 0267-63-3111<代表>内線315 FAX0267-63-3189)。
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