県期待のニューフェイス颯爽と登場!

新品種「リンゴ長果 25」の検討会を
8月21日に県果樹試験場で初めて開催

2015.8.13(木)

 県果樹試験場は14年の歳月をかけて、早生りんごの新品種「リンゴ長果 25」を育成した。早生の主力品種である「つがる」よりも、高温条件での着色が良く、糖度•酸度とも優れている。品種検討会は8月21日(金)に行われる。

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 当日は午後1時〜2時(中南信地域対象)、午後3時〜4時(東北信地域対象)で、場所は県農業試験場 農業技術館(須坂市小河原492 電話026-246-2411)、主催は長野県、長野県園芸作物生産振興協議会うまいくだもの推進部会となっている。
 検討内容は(1)りんご「リンゴ長果25」の品種特性について、(2)試食・評価、(3)その他(品種登録に係る事項、種苗供給に関する事項等)が行われ、参集範囲はうまいくだもの推進部会及び地方部、生産者団体、県関係者ほかが集まる。
〈「リンゴ長果 25」の特徴〉
◆来歴 県果樹試験場が育成、現在種苗登録出願中。平成12年に「千秋」と「シナノレッド」を交配し、14年かけて育成完了!
◆高温条件でも着色が良好。「つがる」が着色しにくい低暖地でも高品質な果実が生産できる。
◆収穫時期は8月中〜下旬、「つがる」より5〜8日早く収穫可能。
◆糖度、酸度ともに「つがる」より高く濃厚な味で、早生品種の中でイチバンうまい!
◆果汁が多くジューシーで歯ごたえもあり、「つがる」よりも日持ちが良い。冷蔵で約1ヵ月美味しくいただける。

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 この件のお問い合わせ先は県果樹試験場育種部 (場長)鈴木秀行 (担当)泉克明まで(電話026-246-2411<代表> FAX026-251-2357)。
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