丸ごと一口で甘さたっぷり!

ぶどう「ナガノパープル」出荷
9月上旬から始まります!

2015.8.28(金)

 ナガノパープルは“種なし”で“皮ごと食べられる”唯一の黒系ぶどうだ。長野県だけで栽培されているオリジナル品種で、「果実の売れ筋ランキング」(日本農業新聞調べ)では、毎年上位にランクインしている(H27:6位)。主な産地は長野地域、北信地域、上小地域、出荷予定期間は9月上旬〜10月上旬、入手先は県内の青果店、農産物直売所等でお求め出来る。

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〈ぶどう「ナガノパープル」の紹介〉
 県果樹試験場が育成した「ナガノパープル」は、平成16 年に品種登録された。糖度が高く、皮ごと食べられる「おいしさ」と「手軽さ」を兼ね揃えた品種だ。
 園芸畜産課調べによると、県内の生産状況は平成24年結果樹面積65㌶収穫量910㌧、平成25年90㌶960㌧、平成26年95㌶1067㌧となっている。※結果樹面積は果実を収穫できる面積である。〈産地からひとこと!〉
 JA須高では「JA須高は全国一のナガノパープルの産地です。本年も大粒で美味しいぶどうになりました。旬のナガノパープルを是非ご賞味ください」と話している。産地の問い合わせ先はJA須高 営農部販売企画課 担当者:小林和弘、山崎徳彦、塩崎博央まで(電話026-245-0153 FAX026-245-1003 URL http:http://www.ja-sukou.iijan.or.jp)。
〈果樹試験場の「ぶどう」研究〉
 「ナガノパープル」は県果樹試験場で初めて育成された記念すべきぶどうだ。皮をむく手間を省きたい、手を汚さずに食べたいという消費者のニーズに応えるため、種無しで皮ごと食べられるぶどうを開発した。ぶどうの王様「巨峰」の血を受け継ぎ、大玉で紫黒色に着色する。現在、果樹試験場では第二の「ナガノパープル」を目指し、皮ごと食べられる赤色品種の開発を進めている。
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 この件のお問い合わせ先は長野地方事務所農政課 生産振興係 (課長)若林秀行 (担当)曽山岩美まで(電話026-234-9514<直通> 026-233-5151<代表>内線2185 FAX026-234-9513)。
mail-new.png nagachi-nosei@pref.nagano.lg.jp