秋晴れに映える!

りんご「秋映」の
出荷が始まる

2015.09.26(土)

 濃い赤色が特徴の「秋映」はこれから収穫が本格化する。甘みが強く、きれいに着色することから贈答品としてもお薦めだ。主な産地は長野地域、北信地域、上小地域。出荷予定期間は9月下旬〜10月中旬、入手先は県内の青果店、農産物直売所等でお求めできる。
 りんご“秋映”は「千秋」に「つがる」をかけ合わせた品種で、平成5年に品種登録された。長野県では、9月末から10月中旬にかけて収穫される中生種のりんごで、基幹品種の一つとして生産振興が図られている。
1_秋映.jpg秋映
 県園芸畜産課調べ(生産状況)によると、平成24年の結果樹面積(ha)は307㌶、収穫量(t)は7,980㌧、平成25年は337㌶8,740㌧、平成26年は348㌶9,476㌧となっている。なお結果樹面積とは果実を収穫できる面積である。

〈産地からひとこと〉
 長野市の共和園芸農業協同組合では「真夏の強い日差しをいっぱい浴びて、こんがり焼けたような濃赤色が特徴。秋の始まりを思わせるりんご「秋映」の出荷がいよいよ始まります。しっかりとした歯ごたえのある、甘味と酸味のバランスが取れた「秋映」を是非ご賞味ください」と話している。
2_「秋映」モニュメント除幕式.jpg「秋映」モニュメント除幕式
 産地の問い合わせ先は共和園芸農業協同組合 生産部・販売部・直売所 担当者:轟仁吉、福井一好、榎田宗一郎まで(電話026-292-1277 FAX026-292-0184)。
LinkIconURL:http://www.applekyowa.com/
mail-new.png an-kyowa@grn.janis.or.jp

〈「秋映」モニュメント建碑〉
 「秋映」は中野市のりんご生産者・故小田切健男さんが育成した品種で、秋季の空に映える真っ赤なりんごにふさわしく「秋映」と名付けられた。小田切さんの功績を讃え、地元中野市の一本木公園内に建てられた「秋映」モニュメントの除幕式が、昨年10月11日に挙行された。

 この件のお問い合わせは長野地方事務所 農政課生産振興係 (課長)若林秀行 (担当)曽山岩美まで(電話026-234-9514<直通> 026-233-5151<代表>内線2185 FAX026-234-9513)。
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