りんごの売れ筋 No1

「シナノスイート」の出荷
始まりました!

2015.10.02(金)

 「シナノスイート」は、たっぷりの果汁と強い甘みが魅力の品種。子供から高齢の方まで幅広く人気のあるりんごだ。主な産地は 松本、長野、北信など県下全域で、出荷期間は10月上旬〜下旬、入手先は県内の青果店、農産物直売所等でお求めできる。
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 りんご「シナノスイート」は、県果樹試験場が生産量国内最多の「ふじ」と第2位 の「つがる」をかけ合わせて育成した品種で、平成8年に品種登録された。「果実の売れ筋ランキング」(日本農業新聞調べ)では毎年上位にランクインしている(H25:3位、H26:2位、H27:2位)。
 県園芸畜産課調べによると、県内の生産状況は平成24年の結果樹面積(ha)が467㌶、収穫量12,140㌧、平成25年は567㌶14,200㌧、平成26年は597㌶16,871㌧となっている。結果樹面積は果実が収穫できる面積である。

〈産地からひとこと!〉
 JA大北は「北アルプスの山麓、標高 700mに広がるりんご畑。抜けるような秋の空と天高くそびえる北アルプスの峰々の懐で、太陽の陽ざしをたっぷり浴びて、今年もおいしい「シナノスイート」が実りました。甘みが強くジューシーな「シナノスイート」を是非ご賞味ください」と話している。産地の問い合わせ先は、JA大北中部営農センター(資材店) 担当荒井宙まで(電話0261-22-0347 FAX0261-22-1283)。

〈果樹試験場における新品種開発〉
 果樹試験場育成品種の「シナノスイート」は、長野県では「ふじ」 「つがる」に次いで栽培面積が多い主力品種になっている。全国でも第5位の栽培面積となっており、平成に入って開発された品種の中で最も多く栽培されている。この実績が高く評価され、(公財)園芸振興松島財団から振興奨励賞を受賞した。試験場では今後も生産者と消費者ニーズに沿った新品種開発に取り組んでいくとしている。
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 この件のお問い合わせは北安曇地方事務所農政課 農業振興係 (課長)丸山秀樹 (担当)中塚満まで(電話0261-23-6511<直通> 0261-22-5111<代表>内線2154 FAX0261-23-6512)。
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