長野から世界へ羽ばたけ

りんご「シナノゴールド」
出荷が最盛期!

2015.11.02(月)

 県オリジナル品種「シナノゴールド」は、甘みと酸味のバランスが良く、パリッとした食感と日持ちの良さが特徴の黄色いりんごである。主な産地は長野、松本、北信地域など県下全域。出荷期間は10月下旬〜1月下旬、入手先は県内の青果店、農産物直売所等でお求めできる。
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 果皮が黄色の「シナノゴールド」は、県果樹試験場が育成した品種だ。国外でも評価が高く、平成26年度からイタリアで商業栽培が開始された。世界が注目する期待の品種となっている。。
 県園芸畜産課調べによると、県内の生産状況は平成24年206㌶(結果樹面積)5,150㌧(収穫量)、平成25年217㌶4,700㌧、平成26年260㌶5,938㌧となっている。なお結果樹面積とは:果実が収穫できる面積である。

〈産地からひとこと!〉
 JA あづみでは「信州長野県、北アルプスの東麓に位置する安曇野では、標高600〜700mの扇状地に果樹地帯が広がっています。雨が少なく、昼夜の気温差が大きい果樹栽培に最適な環境が最高の味を作り出します。今が旬の「シナノゴールド」は、酸味と甘味のバランスと、パリッとした食感が特徴です。是非、安曇野産の美味しいりんごをご賞味ください」と話している。
☆イベント情報
 あづみ農協大生活祭は11月13〜15日に広域営農センター周辺(安曇野市堀金)で、りんごフェアーは11月21〜23日にJAあづみ各直売所で行なわれる。産地の問い合わせ先はJAあづみ営農経済事業部 果実課 担当:相馬和揮衛、石曽根光徳まで(電話0263-72-2933 FAX0263-72-2782)。
LinkIconhttp://www.ja-azm.iijan.or.jp
mail-new.png kajitu@azm.nn-ja.or.jp

「シナノゴールド」が世界ブランドに!
 黄色いりんごが主流の欧州市場をターゲットに、「シナノゴールド」を売り込もうと、県では、平成19年にイタリアの南チロル地方の果実生産者団体に「シナノゴールド」の栽培を許諾した。以来、当地において試験栽培が行われ、結果は上々♪酸味と甘さのバラ ンスが素晴らしいと高評価を得た。また、貯蔵性が高いことも年間を通じてりんご が販売される欧州への導入の決め手の一つとなり、平成26年3月から本格的な商業栽培がスタートした。「シナノゴールド」が世界ブランドとなる日も間近だ。

 この件のお問い合わせは松本地方事務所農政課 生産振興係 (課長)上條利之 (担当)北澤豊まで(電話0263-40-1917<直通> 0263-47-7800<代表>内線2417 FAX0263-47-7822)。

mail-new.png matsuchi-nosei@pref.nagano.lg.jp