2016.11.11(金)

すもも新品種の高級ブランド化を狙う
「高級すもも「麗玉」ブランド協議会(仮)」
設立に向けた準備会を11月15日に開催

 県果樹試験場が育成した新品種「スモモ長果1」。その中でも、糖度や大きさなどが一定の基準以上である“高品質な果実”を、高級すもも「麗玉」(れいぎょく)として商標取得し、ブ ランド化を進めている。

 その準備会は11月15日(火)14:00~17:00、会場は県農業試験場大会議室(須坂市大字小河原492)で行われる。講義と準備会設立という内容で、講義のテーマは 「農産物の商標管理とブランド化の実際」(仮)。講師は(株)テロワール・アンド・トラディション・ジャパン代表取締役の二瓶 徹氏(「麗 玉 」ブランド化アドバイザー)、時間は14:00~15:00となっている。ブランド協議会設立準備会では、(1)「麗玉 」の果実基準について(2)「麗玉 」の商標使用基準について他が検討される。
 
「スモモ長果1」とは、県果樹試験場が平成 27年度に品種登録の申請をしたすももの新品種。大きさが200gと従来のすももよりも大きく、糖度も19%~20%で非常に甘いのが特徴だ。また出荷時期が9月下旬と、従来の品種の中では最も遅い時期に旬を迎える。
「スモモ長果1」の品種登録•商標取得については、「シナノパール」で品種登録申請中(平成28年 11月現在)、より高品質な果実を「麗玉 」という名称で商標取得(平成27年10月16日)。
 
「おいしい信州ふーど(風土)」の情報はこちらをご覧ください( http://www.oishii-shinshu.net/)園芸特産物•畜産物•水産物の産地情報は「信州の産地“先採り”ネット」をご覧ください( http://www.pref.nagano.lg.jp/enchiku/mobile/sakitori/sakidori-top.html)。
 
 この件のお問い合わせは県農政部園芸畜産課 果樹・花き係 (課長)若林秀行 (担当)宮嶋拓郎まで(電話026-235-7227<直通> 026-232-0111<代表>内線3094 FAX026-235-7481)。
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