2016.12.06(火)

「輝こう 自分らしく ともに築こう 元気な農村」

「農村女性フェスティバル」を12月13日開催

長野市の長野市若里市民文化ホールに450名

 県内農村女性の交流を進めるため、農業や地域をう女性450人が一堂に会し、 農業経営などに積極的に取り組んでいただいている女性農業者の表彰、体験発表や講演などを行う。

 日時は12月13日(火)10時30分~15時45分、会場は長野市若里市民文化ホール(長野市若里3-22-2)。「農村女性フェスティバル」の内容は、農村女性きらめきコンクール表彰式が10時30分~11時10分、農村女性きらめきコンクール最優秀賞受賞者体験発表11時10分~12時15分、事例発表は13時15分~14時00分、「農業とのかかわりで得たもの」を安曇野北穂高農業生産組合 代表理事組合長の丸山秀子氏が発表する。
 

原珠里氏

また、講演(14時15分~15時45分)は、「農村の女性がもっと輝くために」と題して東京農業大学国際食料情報学部教授の原珠里氏が講演する。原珠里氏は(独)農研機構中央農業総合研究セ ンターを経て現職へ。農村社会学専門。主に女性の農業経営における役割、パーソナルネットワークなどを調査研究中だ。
 
〈きらめきコンクール最優秀賞(知事賞)受賞者〉
 農業経営活動の部 羽生田寿子さん(長野市)りんご栽培に携わりながら、女性の視点を活かした6次化への取り組みを行ない、法人の設立、加工施設の建設など直実に成果を上げている。
起業活動の部 白馬サンサン会(白馬村)食用ほおずきに着眼し、生産から加工品製造、販売へ。地震により加工施設が被災したが、災害に負けない情熱を持って、地域の活性化と特産品の確立を目指している。
地域活動の部 祭り街道おあがりて連(阿南町)町内の特産品をネットワーク化し県内外へ、ふるさとの味を発信。男性も巻き込んだ活動により、男女共同参画の推進にも貢献している。
若手グループ活動の部 青木村女性の会 かたくりの会マメ部•畑部(青木村)子育て世代の女性がグループを結成し、味噌作り、大豆栽培、野菜栽培など柔軟に活動。世代間の交流により、活動の幅が広がっており、他のモデルとなる取り組みである。
 なお「農村女性きらめきコンクール」とは、農村における男女共同参画の普及促進や、地域活 による魅力ある農村社会の振興など、家庭や地域で能力を発揮し、農業経営や社会への参画に積極的に活している女性農業者等の個人•団体を表彰している。今年で15回目を迎え、前身の「農家生活設計実践コンクー ル」(昭和57年~)から数えると、通算35回目となる。
 
 この件のお問い合わせは県農政部 農村振興課 い手育成係 (課⻑)中島賢生 (担当)矢沢美由紀まで(電話026-235-7243<直通> 026-232-0111<代表>内線3107 FAX026-235-7483)。
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