2017.02.13(月)

長野で輝く農村女性で全国表彰
3月7日、東京大学安田講堂で
味工房「みよた」と藤原真弓さん

 農山漁村男女共同参画推進協議会が実施する「平成28年度農山漁村女性•シニア活動表彰」は、農林水産業や農村の活性化に優れた活動実績を持つ個人•団体の表彰だ(県内では2年ぶり)。また、「農山漁村男女共同参画優良活動表彰」は、次世代を担う地域リーダーとなる若手女性及び女性の参画を積極的に推進している組織の表彰である(県内では3年ぶり)。
 表彰式の日程は3月7日(火)13時~15時、会場は東京大学安田講堂(東京都文京区本郷7-3-1)。プログラムでは13時15分から表彰式、14時10分から活動報告。この主催は農山漁村男女共同参画推進協議会(東京都千代田区)。
 
〈農山漁村女性•シニア活動表彰〉
受賞者は味工房「みよた」(御代田町)、部門は女性起業•経営参画、受賞名は優秀賞(農林水産省経営局⻑賞)。
活動概要 : 平成14年団体設立。御代田町における6次産業化の先駆けとなる。初年度7tの味噌生産から始まり、平成27年度は11.3tと大きく増加、加工品目も多岐に及ぶ。3種類の味噌と町で生産された糖度の高いかぼちゃを原料とした焼酎は、町認定の特産品に指定され観光客にも人気がある。味噌や野菜の加工品を学校給食の材料として納入したり、イベントでの販売など、地産地消の推進•食育分野でも大きく貢献。団体設立以降、堅実で安定した活動を継続している。

〈農山漁村男女共同参画優良活動表彰〉
受賞者は藤原真弓さん(小谷村)、部門は次世代を担う若手地域リーダー、受賞名は農林水産副大臣賞。
活動概要 : 東京都出身、平成9年結婚を機に小谷村伊折集落へ移住。平成17年、集落全戸が加入する伊折生産組合が発足したのをきっかけに活動開始。伊折の良さをもっと知ってもらいたいと平成25年に行政の支援を受け、築150年の古民家を改修した農山村体験交流施設”ゆきわり草”をオープン。雪中キャベツの収穫等、若い人や都会の人たちにも喜んでもらえる体験を企画。また、ゆきわり草女子会を設立し、都市と農村、集落内外の人の交流、文化が継承される場づくりを行っている。

 この件のお問い合わせは県農政部 農村振興課 担い手育成係 (課⻑)中島賢生 (担当)矢沢美由紀まで(電話026-235-7243<直通> 026-232-0111<代表>内線3107 FAX026-235-7483
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