2017.03.14(火)

「信州の伝統野菜」の新たな品目や加工品を審査
信州伝統野菜認定委員会を3月16日に開催
赤須さといも、佐久古太きゅうり、下條にんにく等の審査

 長野県の多様な気候風土に育まれ、品種として受け継がれてきた伝統野菜が各地で栽培されている。今回、信州伝統野菜認定委員会では、新たな品目として「赤須さといも」「佐久古太きゅう り」「下條にんにく」等の審査を行う。
 参考までに信州伝統野菜認定制度は平成19年創設した。平成29年2月現在の「信州の伝統野菜」選定75種類、伝承地栽培認定45種類、加工品使用承認34商品となっている。

 第33回信州伝統野菜認定委員会は3月16日(木)10:00〜11:30、場所はながの市場福祉センター 会議室(長野市市場1-11)で行われる。
 審議内容は(1)「信州の伝統野菜」の選定について「駒ケ根市で伝えられてきた赤須さといも」新しい品目「赤須さといも」について審査を行う。

(2)「信州の伝統野菜」伝承地栽培認定について、新たに「佐久古太きゅうり」「下條にんにく」の審査を行うほか、他の品目の更新と変更について審査する。
(3)「信州の伝統野菜」加工品の認定証票使用については、新たに「佐久古太きゅうり」の加工品の審査を行う他、他の品目の更新と変更について審査する。
 なお、審査は公開で行うので傍聴は可能だ。詳しくは園芸畜産課野菜•特産係まで(電話026-235-7228)またはeメール( enchiku@pref.nagano.lg.jp)。
 
※【「信州の伝統野菜」の選定基準】1来歴:地域の気候風土に育まれ、昭和30年代以前から栽培されている品種であること。2食文化:当該品種に関した信州の食文化を支える行事食•郷土食が伝承されていること。3当該野菜固有の品種特性が明確になっていること。
 
 この件のお問い合わせは県農政部園芸畜産課野菜•特産係 (課長)若林秀行 (担当)小笠原滋和まで(電話026-235-7228<直通> 026-232-0111<代表>内線3087 FAX026-235-7481)。
enchiku@pref.nagano.lg.jp