2017.06.08(木)

信州伝統野菜認定委員会開催
松代藩に献上されたとされる
「献上いも」を新しい品目として審査

 長野県の多様な気候風土に育まれ、品種として受け継がれてきた伝統野菜が各地で栽培されている。信州伝統野菜認定委員会では、地域で育まれてきた伝統野菜のうち、一定の基準を満たすものを「信州の伝統野菜」として認定するための審査を行う。
 ※H29.6月現在:「信州の伝統野菜」選定76種類、伝承地栽培認定46種類、加工品使用承認34 商品
 日時は6月9日(金)15:30〜17:00、場所は長野県長野合同庁舎南901号会議室(長野市大字南長野南県町 686-1)。

 
 

鈴ヶ沢なす(阿南町)
 
 審議内容は(1)「信州の伝統野菜」の選定について 新たに「信州の伝統野菜」の候補として「献上いも」(長野市) について書類審査を行う。(2)「信州の伝統野菜」の伝承地栽培認定について 伝承地で地域基準や種子、栽培方法、生産体制などが一定の基準を満たした生産者グループが栽培する「信州の伝統野菜」を伝承地栽培認定している。認定の期間は3年間で、継続には更新が必要なため今回は「鈴ヶ沢なす」(阿南町)を審査する。
 なお、審査は公開で行うので傍聴は可能だ。詳しくは園芸畜産課野菜•特産係へ(電話026-235-7228又はeメール enchiku@pref.nagano.lg.jp)で連絡を。
※【「信州の伝統野菜」の選定基準】1来歴:地域の気候風土に育まれ、昭和30年代以前から栽培されている品種であること。2食文化:当該品種に関した信州の食文化を支える行事食•郷土食が伝承されていること。3当該野菜固有の品種特性が明確になっていること。
 
 この件のお問い合わせは県農政部園芸畜産課野菜•特産係 (課長)丸山秀樹 (担当)小笠原滋和まで(電話026-235-7228<直通> 026-232-0111<代表>内線3087 FAX026-235-7481 E-mail enchiku@pref.nagano.lg.jp)。