2017.10.11(水)

農業向け土壌分析装置<EW-THA1J>を発売
農作物の生育に必要な6種類の土壌養分の過不足
わずか10分間で測定(シャープ)
シャープライフサイエンス 土壌分析装置 <EW-THA1J>

 シャープライフサイエンス(株)(※2)は、農作物の生育に必要な土壌中の養分6種類(硝酸態窒素、アンモニア態窒素、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム)について、わずか10分間で過不足を測定できる土壌分析装置<EW-THA1J>を発売する。

 面積の限られた日本の農地では、長年にわたる連作(※3)や過度な施肥などの影響により、一部に養分過多や成分バランスの乱れが生じている。そのため、農作物の生育障害や収穫量の減少が懸念されており、土壌分析に基づく適切な施肥の必要性が高まっている。現在、土壌分析は専門機関に委託するのが一般的で、近隣に分析機関がなかったり、測定に数週間を要したりすることから、土壌分析を実施する農家は全体の1割(※4)程度に留まっている。  
 本機は光センシング技術と独自のカートリッジシステムにより、土壌に含まれる6種類の養分の量を、わずか10分間で簡単に測定することが可能だ。試薬の入ったカートリッジと、土を希釈液に浸してろ過した溶液(試料液)を本体にセットすると、養分と試薬が混ざり合い発色する。
 そこにLED光を照射して光の透過度をセンシングすることで、6種類の養分の量をそれぞれ計測できる。計測結果は「分析レポート」としてその場ですぐに確認(※5)することが可能だ。また、各養分の過不足をチャートで示すほか、作物の種類に適した肥料の種類や施肥量を提案する。本機を10月11日から13日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される農業に関する展示会「第7回農業ワールド(※6)」に出展する。
〈主な特長〉
1.農作物の生育に必要な6種類の土壌養分の過不足をわずか10分間で測定
2.光センシング技術と独自のカートリッジシステムを採用。試薬の入ったカートリッジと土を希釈液に浸してろ過した溶液(試料液)をセットするだけで簡単に計測可能
3.各養分の量をチャートで示すほか、作物の種類に適した肥料の種類や施肥量を提案
※1 カートリッジをセットしてから養分濃度を算出までの時間です。
※2 ヘルスケア、メディカル関連製品を製造販売するシャープ(株)の関係会社。本社:兵庫県神戸市。代表取締役:林家慶。設立:2016年9月。
※3 同一の農地に同一の作物を繰り返し栽培すること。
※4 同社推定。
※5 本機の操作および「分析レポート」の確認には、別途、パソコンやプリンタが必要です。
※6 展示会の詳細はウェブサイトでご覧いただける。 http://www.nogyoworld.jp/tokyo/
 ちなみにシャープ(株)(URL : http://www.sharp.co.jp/)は製造業で、本社を大阪府堺市堺区匠町1番地に置く。電話番号は072-282-1221、代表者は戴正呉氏、上場は東証2部、資本金は50億円。