2018.09.20(木)

県育成の新品種「ブドウ⻑果11」の
名称を「クイーンルージュ」に決定!
2022年からの本格に出荷する

 平成29年10月に公募した県果樹試験場育成の種なし、皮ごと食べられる大粒の赤系ぶどう「ブドウ⻑果11」の名称を「クイーンルージュ」に決定した。長野県では、この品種を「シャインマスカット」「ナガノパープル」に並ぶ3本柱と位置づけ、2022年からの本格出荷を目指すとともに、海外での販売を視野に本品種の知的財産権保護対策を戦略的に講じていく。
 名称決定の経過は公募期間の平成29年(2017年)10月19日〜11月2日までに、応募件数は1,010件(応募者数242名)があった。応募のあった中から「クイーンルージュ」を選定し、商標出願•登録を経て決定した。
 知的財産権の保護については、他の品種にない魅力と特徴を有する「クイーンルージュ」は、商標による国内販売と併せて海外での品種登録と商標登録を進めていく。種苗法に基づく品種登録により、育成者権を保護する。商標法に基づく商標登録により、商品の名称を保護する。

 この件に関するお問い合わせは県農政部農業技術課 研究普及係 (農政技監兼課長)伊藤洋人 (担当)栗原潤まで(電話026-235-7220<直通> 026-232-0111<代表>内線3065 FAX026-235-8392
E-mail nogi@pref.nagano.lg.jp)。