2019.12.13(金)

畑作管理作業に最適なトラクター

「YT2シリーズ ハイクリアランス仕様」

発売(ヤンマー)

   ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリ(株)(本社大阪市、北岡裕章社長)は、畑作市場に向けた管理作業用として、十分な地上高を確保し、3段階のトレッド調節が可能なトラクター「YT2シリーズ ハイクリアランス仕様」2機種を3月1日に発売する。

YT2シリーズ ハイクリアランス仕様
 
 日本国内では、大豆や玉ねぎ、キャベツなどの野菜への転作により、稲作との複合農家が今後ますます増加すると予測されている。また、畑作の管理作業に使われている乗用管理機と比べ、より多くの作業に対応可能なハイクリアランストラクターへのニーズが高まっている。このような要望に応えるため、作物を傷めずに、中耕、除草作業や掘取り作業などを安心して行える「YT2シリーズ ハイクリアランス仕様」を開発し、畑作農家の管理作業効率化を実現した。
 今後も同社は、稲作市場だけでなく、畑作市場にもマッチした豊富なラインアップを展開することで、様々な農業経営をサポートしていくとしている。
<商品概要>
商品名:ヤンマートラクター「YT225/232 ハイクリアランス仕様」
発売日:2020年3月1日
商品価格:2,500,000円~3,970,000円(税抜、メーカー希望小売価格) 
販売目標:初年度100台
 
<主な特長>
(1)作物が成長した畝や超湿田のほ場でもスムーズに管理作業をこなせる最低地上高
 標準機では350mmであった最低地上高を500mmに設定することで、大豆の中耕作業や畑作の管理作業でも安心して作業を行える。

(2) さまざまな作物に対応できるトレッド調節
 3つの仕様と3段階のトレッド調節により、さまざまな作物の畝幅に対応できる。お客様の栽培体系に合ったトレッド幅を選択していただけるので、作物を傷めることなく高精度な管理作業を実現する。
 

<作物に に合わせて調節可能なトレッド幅>
 
(3)幅広いインプルメントに対応し、多種多様な作業が可能
 畑作における中耕、除草作業から芋や玉ねぎの掘取り作業まで、さまざまな作業機をセットして作業することができる。作業機装着はトラクター標準機と同規格のため、取り付け•取り外しも簡単に行うことができる。
 

詳細 は商品ページをご覧ください。
https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt2_high/
 
<ヤンマーについて>
 1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーだ。小型エンジン、大型エンジン、農業機械•農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開している。
  「わたしたちは自然と共生し、生命の根幹を担う食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決し、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現します」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指している。
   詳しくは、ヤンマー(株)ウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。