2020.03.19(木

沢の鶴×ヤンマー「酒米プロジェクト」

開発商品第三弾『沢の鶴X03』新発売

「醸造の進化」がテーマ(神戸•灘 沢の鶴)

   沢の鶴(株)(神戸•灘、西村隆社長)は、『沢の鶴X03(エックスゼロスリー)』を3月16日から数量限定で新発売している。この商品は、ヤンマー(株)(本社大阪市、山岡健人社長)と2016年から取り組んでいる「酒米プロジェクト」で開発された米を使用した日本酒の第三弾だ。

  『沢の鶴X03』のテーマは「醸造の進化」である。『X01』『X02』で追及した酒米作りの一歩先を目指し、「醸造の進化」によって米の可能性を最大限に引き出すことで、同一の原料米でありながら、異なる味わいの3種類の日本酒が完成した。「貴醸酒原酒」「袋吊り原酒」「無濾過原酒」の3種類だ。
  「醸造の進化」を可能にしたのが、四季醸造蔵「瑞宝蔵」のリニューアルだ。「瑞宝蔵」は昨年、1971年の建造以来はじめてとなる大規模なリニューアル工事を行った。吟醸に適した良質な麹をつくるための吟醸製麹室の新設や香りの高い吟醸酒を仕込むための吟醸用仕込タンクの設置、加えてより安心安全な酒造りのために食品安全に関する国際規格「FSSC22000」の認証を取得するなど、リニューアルによって小ロットで高品質な酒造りが可能になった。

   原料米の栽培は、ドローンを導入し、リモートセンシング(遠隔からの観測)でX03すべての圃場を管理しており、酒米の生育状態をマップ化することで、育成状況を確認することが可能になっている。肥料や水にアンバランスがある箇所などをピンポイントで識別することで、必要な部分に必要な対応ができるため、均一に品質の良い米にすることを実現した。そのほかにも土壌診断や蜜苗、スマートアシストなど、ICTを活用したヤンマー独自の酒米ソリューションによって栽培された酒米だ。
   デザインはヤンマーデザイン戦略室によるものだ。沢の鶴X01、X02は酒造りの見える化をコンセプトに開発してきた。今回は、醸し方や搾り方の違いによる酒本来の味わいまでも見える化したX03を第三弾としてお届けする。透明なボトルはその繊細な酒色の違いを比べることができるとともに、屋号である※印を大胆にレイアウトすることで、300年続く伝統の酒造りと新たな挑戦をし続ける沢の鶴をダイナミックに感じることができるデザインである。
<販売スケジュール>
3月10日 沢の鶴X03ブランドサイトオープ
3月11日 沢の鶴公式ネットショップ先行販売(沢の鶴オンラインショップ•純米酒蔵楽天市場店•純
     米酒蔵 Yahoo!店)
3月14日 沢の鶴ミュージアムショップ先行販売
3月16日 一般店頭販売開始
<「酒米プロジェクト」の今後の展開について>
2020年夏、『沢の鶴 X03』の酒粕で作る甘酒を発売予定
品種の研究、選抜、酒造適正評価を継続
 
<「酒米プロジェクト」とは>
   沢の鶴とヤンマーがタッグを組んで2016年3月にスタートした“新しい酒米を作る”という壮大なプロジェクト。2018年3月には第一弾商品となる『沢の鶴X01』を4,000本限定で発売し、発売3ヶ月で完売した。さらに2018年度グッドデザイン賞を受賞。斬新なボトルデザインだけでなく、沢の鶴とヤンマーが協業し、プロジェクトをつくりあげているという点が高く評価された。 
翌年には、第二弾商品『沢の鶴X02』を発売。「すべてが見える酒造り」をコンセプトに、QRコードを前面に配したパッケージデザインで2019年度グッドデザイン賞を受賞した。 

<商品詳細>
沢の鶴X03貴醸酒原酒(きじょうしゅげんしゅ)
   日本酒の仕込水の一部に日本酒を用いるという、日本酒造りの常識を超えた日本酒だ。原料のお米から引き出される甘味や旨味がお酒に豊かに含まれ、よく練れた味わいが特徴。仕込水の一部に使用している日本酒も精米歩合50%の純米大吟醸『X02』である。

沢の鶴X03袋吊り原酒(ふくろつりげんしゅ)
   袋吊りとは酒袋に醪(もろみ)を入れ、タンクの上に吊るして自然に垂れてくる酒のみをとる特別な搾り方。グラスから立ち上がる、繊細で高貴さを感じさせる果実の香りが魅力的だ。純米大吟醸酒の特徴を最大限に生かした最高峰の味わいだ。

沢の鶴X03無濾過原酒(むろかげんしゅ)
   日本酒を搾ってから一切濾過しない、いわば何も引かないお酒。熟れた果実の香りが華やかさを添えるが、味わいはしっかりした輪郭を持ち、力強さも感じられる。甘味と酸味にバランスのとれた旨味も伴い、食中酒として楽しんでいただける純米大吟醸酒だ。
 
<商品スペック>
 

   この件に関するお問い合わせ先は沢の鶴(株)マーケティング室[担当者名]郷田琢磨まで(電話078-881-4301[Email]t.goda@sawanotsuru.co.jp)。