2020.04.03(金

環境のための農山漁村×SDGsビジネス

モデルヒント集の公表、環境も経済も

よくする農山漁村での取組(農林水産省)

   農林水産省は、農山漁村での環境に資するSDGs(持続可能な開発目標)の取組を広げていくため、「環境のための農山漁村×SDGsビジネスモデルヒント集」を作成した。
  環境のための農山漁村×SDGsビジネスモデルヒント集では、新しく取り組みを始める方々の参考となるよう、環境も経済もよくする農山漁村での取り組みを収集し、5つのビジネスモデルに分類するとともに、事業性を高めるヒント及びSDGs達成に向けたヒントを整理している。     
   ヒント集は事例に学ぶ5つの「環境のための農山漁村×SDGsビジネスモデル」を挙げているのがポイントだ。
1.「みんなで取り組む」モデル(例:地域で協力して土づくりと地産地消を推進<大分県臼杵市>他)
2.「コミュニティサポート」モデル(例:ファンを増やして、生き物を育む棚田を守る「棚田バン
     ク」の取組を実施<NPO法人越後妻有里山協働機構>他)
3.「もったいない」モデル(例:規格外で廃棄されていたナガイモを活用して発電<JAゆうき青森>
     他)
4.「多角化」モデル(例:小水力発電等の環境貢献活動などで交流人口を育む<一般社団法人ふるさ
   と屋>他)
5.「売れれば売れるほどエコ」モデル(例:耕作放棄地を活用し、ぶどうの垣根栽培を行うことで生物多様性が回復<キリンホールディングス(株)、メルシャン(株)>他)
 
〈添付資料〉
「環境のための農山漁村×SDGsビジネスモデルヒント集」(PDF : 3,639KB)
【分割版】その1(PDF : 1,939KB)、その2(PDF : 1,928KB)、その3(PDF : 1,823KB)、その4(PDF : 1,526KB)、その5(PDF : 1,746KB)
 
   この件のお問い合わせは農林水産省 大臣官房政策課環境政策室 (担当者)永田 細谷まで(電話03-3502-8111<内線3297>  ダイヤルイン03-3502-8056  FAX03-3591-6640)。