2020.06.05(金

収穫量バラツキの見える化でスマート農業を支援

6/7条コンバイン3機種を7月1日に発売(ヤンマー)

発売するのは収穫量マッピング仕様コンバイン!

   ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリ(株)(本社大阪市、増田長盛社長)は、収穫量センサーとスマートアシストを活用しほ場内における収穫量のバラツキを見える化できる「収穫量マッピング仕様コンバイン」3 機種を7月1日に発売する。

<コンバイン「YH6115,IM」>
   近年、農地の集約化により担い手農家1 戸当たりの作業面積が拡大する傾向にある。また、水田の大規模化が進んでおり、全水田の約9%にあたる約23万haは1ha以上の区画に整備されている。こうした背景によりほ場管理のためのスマート農業の必要性も年々高まりを続けている。
   この度新たに発売する収穫量マッピング仕様コンバインは、スマートアシストリモートとの併用により、これまで把握できていなかったほ場1 枚をさらに細分化した収穫量のデータを自動的に収集する。そのデータを活用することで、より安定的•効率的な営農が可能となる。
   今後もヤンマーはIoT やICT を活用し、安全性や生産性の向上、作業負担の軽減などを可能にした商品を提供し豊かな社会の実現に貢献して行くとしている。
 
<商品概要>
商品名:ヤンマーコンバイン「YH6101,YM/YH6115,IM/YH7115,IM」<収穫量マッピング仕様>発売日:2020年7月1日
適応作物:稲・小麦・大麦
商品価格:14,900,000円~17,180,000円(税抜、メーカー希望小売価格)
販売目標:初年度70台
 
<主な特長>
1収穫量マップの作成
   収穫量センサーの情報とスマートアシストリモートの位置情報を基に、ほ場ごとに収穫量マップを作成する。収穫量マップによってほ場内の収穫量のバラツキを把握することが可能になる。

<YH 6115,IM 稲刈り作業イメージ>
2オンライン上で簡単に収穫量データを確認
   作成された収穫量マップは「収穫量マップサービスサイト」に集約される。収穫量に合わせて色付け表示され、一目で状況が把握できる。表示されるメッシュサイズを、5m・10m・15m・20mで選択することができ、次年度以降のほ場整備や土づくり、施肥作業へ活用できる。

<収穫量 マッピング画面イメージ>
商品紹介ページ:https://www.yanmar.com/jp/agri/products/harvest/combine/yh6101_yh6115_yh7115/
 
<ヤンマーについて>
   1912 年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカー。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供している。
   ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していく。 詳しくはヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
   記載されている内容は発表時点のもの。最新の情報とは内容が異なっている場合がある。