2020.10.12(月

第4回和牛甲子園をオンラインで開催

19県33校の「高校牛児」たちが頂点を

目指す(JA全農)

   JA全農(全国農業協同組合連合会)は2021年1月15日(金)に第4回和牛甲子園をオンラインで開催する。和牛甲子園は和牛の肥育に青春をかける全国の農業高校の生徒、高校球児ならぬ「高校牛児」たちが、肥育の取り組みと育てた和牛の肉質を競う大会だ。4回目となる本大会には、過去最多となる19県33校が出場する。

第3回和牛甲子園に出場した高校牛児の皆さん
 
■和牛に青春をかける高校牛児全国には農業高校が約300校あり、その中でも畜産学科が設置されている学校を中心に、授業やクラブ活動の一環として高校生の手によって和牛が飼育されていrる。こうした和牛を飼育する全国の高校生「高校牛児」と彼•彼女らが育てた和牛が集まり、日ごろの和牛肥育の取り組みを発表し、その成果としての枝肉の肉質を競い合う大会、それが和牛甲子園である。
 

取り組み発表の様子

枝肉勉強会で出品した枝肉を見ながらレクチャーを受ける生徒たち
 
■将来の農業の担い手を応援したい
   全農は将来の農業の担い手候補である高校生の就農意欲を育てたい、そして日本各地で同じ志を持つ高校生同士のネットワークを創出して意欲と技術の向上を応援したい、という想いから和牛甲子園を開催している。
■過去最多、全国に広がる出場校 
   2018年から始まった和牛甲子園は本大会で4回目。毎年参加校は増え続け、発表される取り組み内容もレベルアップしてきた。本大会は新規参加県2県•新規参加校4校となり、合計19県33校が出場する。出品頭数も前回の44頭から4頭増え、48頭となった。参加校は次のとおりだ。

  初めてのオンライン開催
   和牛甲子園は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインで開催する。高校牛児たちは各学校からリモートで大会に参加。全農ではオンライン開催であっても生徒たちの意欲を伸ばし、生徒同士のネットワークづくりに貢献するため、出場校の先生方を対象としたオンライン研修会の開催やFacebookグループページを通じた学校間の交流、和牛甲子園関係者からの応援ビデオメッセージといった企画を通じて、大会までの間も高校牛児をサポートしている。出場校が増え、全国的な広がりを見せる和牛甲子園。「高校牛児」たちの熱い戦いにご期待くださいという。
 
【第4回和牛甲子園 開催概要】
1.日時:2021年1月15日(金)9時半~16時
2.場所:(1)アグベンチャーラボ(AgVenture Lab)(大会運営)
東京都千代田区大手町1丁目6番1号 大手町ビルヂング9階(各出場校の発表をモニターで放映、審査する大会運営会場。参加校の生徒は各学校よりオンラインで参加する)。 
(2)東京都中央卸売市場食肉市場(枝肉共励会等)
東京都港区港南2丁目7番19号(枝肉共励会の会場)
3.主催:JA全農
4.大会ホームぺージ:https://wagyukoushien.com/2020/ 
5.その他:和牛甲子園についてはYouTubeでも紹介している。
以下のURLよりアクセスできる。 https://youtu.be/c7yrUVJGHbo
 
動画で紹介している第3回大会の様子

   この件のお問い合わせはJA全農 畜産総合対策部 畜産販売課 向井まで(電話03-6271-8216)。