2021.10.01(金)

令和3年度のバター及び脱脂粉乳の輸入枠

数量の検証、生乳換算で13万7千トンに

バター9,500トン、脱脂粉乳750トン(農水省)

   令和3年度の輸入枠数量は、バター及び脱脂粉乳の十分な国内在庫量を踏まえ、生乳換算で13万7千トンに据え置くとともに、これまでの輸入•売渡入札の実績に基づき、バター9,500トン、脱脂粉乳750トンとしている。
<令和3年度の輸入枠数量>
   国家貿易による輸入枠数量については、1月に翌年度分を示し、5月及び9月に検証を行うこととしている。令和3年度の輸入枠数量は、生乳換算で13万7千トンとし、5月の検証ではこれを据え置いたところだ。
<直近の需給状況>
   新型コロナウイルス感染症の影響により、業務用の牛乳乳製品の需要が減少し、減少分の生乳が保存の利くバター•脱脂粉乳に仕向けられたことにより、令和3年8月末時点の在庫量は、バターは42,410トン(前年同月差2,489トン増)、脱脂粉乳は90,547トン(前年同月差5,729トン増)となっている。
<入札スケジュール>
   独立行政法人農畜産業振興機構は、設定した輸入枠数量を分けて基本的にバターは毎月、脱脂粉乳は需給状況に応じて輸入入札を実施する。
<参考>
   令和3年5月28日付けプレスリリース「令和3年度のバター及び脱脂粉乳の輸入枠数量の検証について」https://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_gyunyu/210528.html
 
   この件のお問い合わせ先は農林水産省 畜産局牛乳乳製品課 (担当)松本、稲村まで(電話03-3502-8111<内線4930>  ダイヤルイン03-6744-2127)。