2021.10.04(月)

圧倒的な低コストで「地域の水を

見える化」するサービスを開始!

宇都宮市で発足した(farmo)

   過去のデータから想定が困難な雨の降り方など、予測のできない水害にどう備え、対策するかが喫緊の課題となっている。2005年に栃木県宇都宮市で発足したスマート農業に特化したITベンチャー企業、(株)farmoは、新たな減災のサポートというチャレンジングな課題に取り組み、新しいサービス「地域の水を見える化」をするサービスを10月4日より開始する。
圧倒的な低コストで地域の水を見える化 

   自治体では主に一級河川の水位を監視するシステムが整っているが、地域を流れる川、用水路ため池、土地改良区にある水については、人的リソースにも限界があることから、すべてを把握するのが難しい現状がある。
   (株)farmo ではICTの技術を活用した水管理システム、farmoの水位センサーで、地域全体の水位が見える化できる、クラウドサービスの提供を開始した。一級河川で導入されていた数千万円の水位観測システムと比べ、シンプルかつ圧倒的な低コスト「 6万円(税別))~」で導入可能なため、全国の自治体より導入を検討するお問合せが相次いでいる。

導入事例
   新潟県岩船郡関川村は中山間地のため、高低差のあるため池や水路の水位確認は大変な作業であった。今回、farmoの水位センサーを設置し、PCで水位を確認できるようにしたところ、省力化が図れるようになったと喜びの声が届いている。
今後の展望
   水害の発生している自治体へご提案。将来、ICTの活用により農家と自治体が連携をとった新しい防災システムをサポートしたいと考えている。

   この件のお問い合わせは (株)farmo(ファーモ) 広報小平真李まで( 〒320-0855 栃木県宇都宮市上欠町866-1  電話 028-649-1740  携帯070-4406-2777[Email]kodaira@farmo.co.jp   ホームページ https://farmo.co.jp/)。