2021.12.10(金)

クセスゴ野菜「マイクロハーブ」シリーズから2つの新商品 

和食やフレンチを引き立てる『シュンギク』と『セルフィーユ』

12月9日から主に飲食店向けに本格販売をスタート(村上農園)

   (株)村上農園(本社広島市、村上清貴代表取締役社長)は、プロの料理人向けの野菜「マイクロハーブ」シリーズから、和食を引き立てるさわやかな香りの「シュンギク」と、フレンチなどで人気の高い甘い香りの「セルフィーユ」の2つの新商品を、12月9日(木)から本格的に販売する。

    “クセがスゴイ”個性派揃いのマイクロハーブシリーズ、発売3年で売り上げ3倍以上に急成長
   マイクロハーブとは個性的な風味や色、形を持つ、発芽後2~3週間の“小さなハーブ類”のこと。小さくても親野菜に負けない香りや味を持つので、料理に添えれば見た目を華やかにするだけでなく、味わいのアクセントとしても存在感を放つ。
   2018年4月からマイクロハーブシリーズの販売を開始し、これまでに19商品を発売。中華のスパイス•花椒(ホァジョー)のように舌がしびれる辛みを持つ「四川花椒菜(シセンホァジョーナ)」や、蜂蜜のように甘い「ハニーステビア」、葉先に小石をまとったような姿の「ロックチャイブ」等一般のスーパーでは見ることができない、良い意味で“クセがスゴイ”ラインナップを揃えた。プロの料理人の間で徐々に認知を広げ、市場が拡大、今年11月の売上高は発売初年度2018年の同月比で約3.8倍に伸びた。
最新の植物工場で栽培 季節や天候によらず一年中使えるのが魅力
   今回シリーズに加わる「シュンギク」は中葉春菊の幼葉で、繊細な味わいの食材が多い和食におすすめだ。特有のさわやかな香りを持つ一方で、苦味や食感は親野菜よりもやわらかいので、食材の味を壊さず上品に引き立ててくれる。
   また「セルフィーユ」は英語ではチャービルとも呼ばれる人気のハーブ。美しい形や甘い香りから“美食家のパセリ”とも言われ、料理からスイーツまで通年で使いたいというニーズが高いのだが気温の高い夏場は栽培が難しく流通量が激減する。そこで同社は季節や天候に関係なく栽培ができる植物工場の利点を生かし、通年で安定供給できるマイクロハーブとして開発した。

マイクロハーブの生産施設
<商品概要>
【商品名】シュンギク
【特徴】中葉春菊の幼葉。小さくてもさわやかな香り。
【価格】442円(税込/同社オンラインショップ価格)

シュンギク
【商品名】セルフィーユ
【特徴】英名:チャービルの幼葉。「美食家のパセリ」とも呼ばれる。
【価格】442円(税込/同社オンラインショップ価格)セルフィーユ

セルフィーユ

シュンギクを使った料理(六雁 秋山シェフ) …鰆を炭火で皮面を炙り、シュンギク、りんご、ごまを添え、オリーブオイルを一振りした。

セルフィーユを使った料理(リストランテホンダ 本多シェフ) …パネッレ(ひよこ豆のフリット)に蒸して炙った白子をのせ、エシャロットを使った焦がしバターソースをかけ、セルフィーユを添えた。
 
<村上農園会社概要>
【設立】1978年1月
【代表者】代表取締役社長 村上清貴
【売上】106億1,500万円)2020年12月期)
【事業内容】豆苗、スプラウトなどの発芽野菜や高成分野菜、レストラン向けマイクロハーブの生
      産•販売
【事業所】本社•研究開発部(広島)、生産センター)千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)、営業所(東京、名古屋、大阪、広島、福岡)
【関連会社】(株)沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
【加盟団体】一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)
【ウェブサイト】https://www.murakamifarm.com