凍結熟成装置にかけたお酒はまろやかに仕上る
「無濾過純米酒 醇」「特選 和乃醇」は料理に合う

2014.03.13(木)


(株)シマシステム(本社上田市上田原、島喜治社長)は、かねてから開発して来た凍結熟成装置にかけたお酒の「醲献(JO-CON)」「銘醇」「醇」「和乃醇」等を、関連会社の(合)醇で販売して来ている。
 今回はそのお酒の「無濾過純米酒 醇」(要冷蔵)についてより詳細に説明しよう。同酒は醲献(JO-CON)、銘醇、和乃醇の元となるお酒である。醲献(JO-CON)、銘醇はこの無濾過純米酒を濃縮して造られる。この純米酒は熟成を念頭に置いて造られる(信州銘醸(株))。精米歩合もあまり上げない(精白度が低い、即ち米をできるだけ削らない)で造られている。

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 このため、熟成に必要なアミノ酸、タンパク質が豊富なお酒となり、ややもすると重い酒質になるため酸度を2.5以上と抜群に高くしてある。また、生原酒であるためアルコール度が18.5%以上と高く、火入れも濾過も一切されていない。この「火入れ、濾過をしないこと」が熟成には必要とされ、従って酵素が失活していないのである。
 これを中国甕に入れて約+15℃で熟成することにより酸度、アルコール度の高さを感じさせないまろやかで美味しく、しかも喉越しの良いお酒に変身している。「冷や」で良し「燗」で良し、日本料理はもとより脂っこい料理にも合う「食中酒」としてお勧めできるお酒となっている。生酒のため冷暗所での保管が必要です。そして開封後は早めに召し上がって頂きたい。
 原料米は麹米:美山錦、掛米:ササニシキ、精米歩合は麹米:59%、掛米:70%。アルコール度数は18.5、日本酒度は+3、酸度は2.6、アミノ酸度は2.7。容量は720ml、価格は1,500円 (税込)。

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 さてもう一つの「特選 和乃醇」(要冷蔵)は、無濾過純米酒醇を約-30℃まで急速に凍らせた後に、シャーベット状の氷と酒を砕き再度両方を合わせて、そのまま瓶詰めしている。この工程を経ることにより、より熟成されたお酒へと変化する。アルコール度数19度程の原酒のままのお酒に仕上げている。無濾過生原酒ですので冷蔵で保存をお願いします。開封後は早めに召し上がって頂きたい。
 本来の酒の旨味・コクを損なうことなく味が丸みを帯び、刺激が少なくアルコールを感じさせない。料理の味を損なうことなく、料理の旨味をさらに引き出す日本酒だ。コースの料理などでは、前の料理の味を程よい酸味が切ってくれる。さらに酔い方が穏やかで、ほろ酔いが持続するお酒となっている。
 是非とも常温やぬる燗でも試し頂きたい。味がのっているのがわかりやすいと思われる。料理酒としてもとても向いているお酒に仕上ている。アルコールを飛ばすというよりも仕上げに料理に酒を振りかけるという新しい調味料としても是非一度試しください。「特撰 和乃醇」は熟成工程を経て、割り水、火入れをせず濃醇な生の酒を瓶詰めしている。普段の日本酒を飲み慣れた方にはお薦めである。
 原料米は麹米:美山錦、掛米:ササニシキ、精米歩合は麹米:59%、掛米:70%。アルコール度数は18.5、日本酒度は+2、酸度は2.5、アミノ酸度は2.7。容量は500ml、価格は2,000円 (税込)

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