MonotaRO、農業資材・厨房用品の通信販売事業に参入

「農業資材・園芸用品」「厨房機器・キッチン用品」の
2つの専用モールを5月1日に運用開始する

2014.05.01(木)

 工業用間接資材※通信販売最大手の(株)MonotaRO(モノタロウ)は、農業資材および厨房用品販売事業の本格展開を進めるにあたり、既存の同社モール(MonotaRO.com)内に「農業資材・園芸用品」「厨房機器・キッチン用品」の2つの専用モールを新たに開設し、5月1日より運用開始した。
 このたび、新たに開設する2つの専用モールは、「農業資材・園芸用品」モールでは、鎌、鍬、剪定鋏といった農具のほか、除草剤や培養土といった肥料や農薬、ホースリール、各種農業用ネットや農業用機器など合計約11,000点、もう一方の「厨房機器・キッチン用品」モールでは、フライパンや鍋といった料理道具やボール、バット、泡だて器、保存容器といった調理用品を中心に、飲食業界で必要とされる多種多様な商品約63,000点の計約74,000点を紹介しており、これまで以上にインターネットを介した高い商品検索性と便利で簡単な“ワンストップショッピング”を深化させ、さらなる利便性の向上を図っている。

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 これまで118万口座のお客様に利用いただいている約700万点に加え、今後、本年秋口までに「農業資材・園芸用品」を約19,000点、「厨房機器・キッチン用品」を約90,000点までアイテム数の拡大をさらに進めるとともに、より安価で高品質なプライベートブランド商品の開発も予定している。引き続き同社では、あらゆる間接資材における効率的な購買プラットフォームの提供と改善に取り組み、間接資材購買の効率化サポートに努めて参りたいとしている。

 参考までに、近年わが国の農業は高齢化や耕作放棄農地、TPP交渉参加等の多くの課題を抱え、大規模化や合理化への転換、農作業の省力化や効率化が求められており、それにともなう設備の需要拡大が見込まれている。また飲食業界においては、人材不足や賃金上昇等の問題が顕在化し、少人数による効率的な業務運営が重要視されている。こうした動向を背景に、農業や飲食関連に従事する方々からのニーズが、今後、高まることが予想される。
 ※工業用間接資材とは、製造業の現場における資材のうち、最終製品になる原材料や部品などの“直接資材”を除く全ての資材を指し、切削工具や研磨材などの工作用資材から梱包・補修・清掃・安全・事務用品まで多岐にわたる。
 (株)MonotaROの本社は兵庫県尼崎市、鈴木雅哉代表執行役社長、URL:http://www.monotaro.com/)。切削工具や研磨材などの工業用資材から自動車関連商品や工事用品、事務用品に至るまで、現場・工場で必要とされる製品700万アイテムを販売している。2014年4月10日現在の利用ユーザー数は約118万。2006年12月、東証マザーズ上場。2009年12月、東証一部上場。2013年度の12月期の売上高は約345億円。2014年度の12月期の売上高予想は約426億円。
 この件に関するお問合せは(株)MonotaRO IR•広報室 木原まで(電話06-4869-7190) 

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