世界的な酒類品評会「インターナショナル

•スピリッツ•チャレンジ2014」で『竹鶴
17年』をはじめ8アイテムで金賞受賞する

2014.10.01(水)

 ニッカウヰスキー(株)(本社港区、中川圭一社長)が製造する『竹鶴ピュアモルト』など全8アイテムは、世界的な酒類品評会である「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2014」において6月に金賞を受賞している。ISCでニッカブランドのウイスキーが金賞を受賞するのは7年連続となる。
 今年はニッカウヰスキー(株)の創業者である竹鶴政孝の名を冠したプレミアム・ピュアモルトウイスキー『竹鶴ピュアモルト』シリーズから2アイテム、プレミアムブレンデッドウイスキー『鶴17年』や、余市蒸溜所限定発売商品『シングルモルト余市12年 ウッディ&バニリック』、海外での人気が高い『フロム・ザ・バレル』など幅広い商品で金賞を受賞した。

8アイテム.jpg

 また、欧州限定発売商品の『ニッカ カフェモルト』は、ニッカウヰスキーならではのユニークな味わいとシンプルでモダンなデザインが欧州で高く評価されたことを受け、日本のウイスキーファンのお客様のご要望にお応えし、6月10日(火)から日本国内でも販売を開始することになった。
 ニッカブランドのウイスキーは、国内のみならず、特にフランス•イギリスを中心にした欧州やアメリカ、オーストラリアなどにおいても認知が高まっており、昨年2013年の海外向け輸出数量は76,000箱(前年比169%)と大変好調に推移している。今後も独自の歴史と製法に基づくニッカウヰスキー(株)ならではの高品質なウイスキーを国内外で広く展開していく。
 参考までにインターナショナル•スピリッツ•チャレンジ(ISC)とは、毎年イギリスの酒類専門出版社「ドリンクス•インターナショナル」が主催している酒類品評会。 ウイスキー部門のほか、ブランデー、テキーラ、ジン、ウォッカなどの部門があり、審査はブラインド•テイスティングによって行われる。各部門のカテゴリーから、金賞、銀賞、銅賞などが選ばれる。ウイスキー部門については、世界の著名なウイスキー蒸溜所のブレンダーやディスティラーなどが審査員となっている。
 昭和9年に北海道余市町に「大日本果汁株式会社」を設立したことからニッカウヰスキーの歴史は始まった。同社は創業時からウイスキーを中心としてスピリッツ、リキュール、ワインなどをつくり続け、現在では焼酎や低アルコール飲料などの製造も手掛けている。また、現在はアサヒグループの中でウイスキーを中心とした製造会社としてものづくりに専念している。
 9月29日からNHK朝の連続ドラマの新作「マッサン」の放送が開始された。この「マッサン」は、ニッカウヰスキーの創業者で日本ウイスキーの父とも呼ばれる、竹鶴政孝とスコットランド人の妻、リタをモデルとして描いた物語である。竹鶴は単身でスコットランドへと留学し、ウイスキーの製法を学び、現地で出会ったリタと日本に帰国。品質にこだわりぬいたウイスキーを作ろうと奮闘する。
 お問い合わせはニッカウヰスキー(株)まで(➿0120-019-993、03-3498-0331)。