2020.07.06(月曜日)

タイ自社工場ではるさめ生産開始!タイではるさめを生産する

唯一の日系メーカーとして「えんどうでん粉100%はるさめ」

9月1日新発売(ケンミン食品)

   ケンミン食品(株)(兵庫県神戸市、高村祐輝代表取締役社長)は、9月1日に2020年秋冬新商品として「えんどうでん粉100%はるさめ」を全国で発売する。はるさめの原料である緑豆でん粉が世界中で入手が難しくなっている状況を受け、商品供給を安定して行うため、昨年よりタイ自社工場でえんどうでん粉を使った業務用商品の製造を開始した。この度より多くのお客様にケンミン自社製はるさめを提供するため市販用商品へも展開する。

えんどう でん粉100%はるさめ
商品特徴
1.抜群の使いやすさ
   えんどうでん粉100%で作っており、熱を加えても煮くずれしにくく、炒め物からスープまであらゆるメニューに使うことができる。
2.なめらかな食感
   同じ豆系のでん粉を使った緑豆はるさめと同等の食感で、コシが強くなめらかな食感だ。
3.健康への配慮
①グルテンフリー
   北米最大のグルテンフリー認証組織「GFCO」よりグルテンフリー認定を受けているタイ自社工場で製造している。ビーフン製造の基幹工場であり、小麦粉の持ち込み•使用は禁止しているなどアレルゲン管理を徹底している(新Gluten Freeロゴマーク付帯)。
②日本人スタッフが管理
   日本人スタッフが在籍する自社タイ工場で製造している。国際的な品質管理システムFSSC22000の認証を受けており、品質管理のレベルが高い工場で生産している。

はるさめイメージ
 
商品概要>
商品名:えんどうでん粉100%はるさめ
内容量:90g
賞味期限:24ヶ月希望小売価格:200円(税抜)  
<各種はるさめの違い>

開発の背景
   ビーフンの主力工場である自社タイ工場で、ケンミンブランドのはるさめの製造を開始した。現在、国内はるさめ市場の約1/3は、中国産のはるさめという状況となっており、もともと中国で採れる原料として豆系でん粉でつくられたはるさめが、煮崩れしにくい品質となり、消費者に受け入れられている(国産はるさめは、主に馬鈴薯や甘薯の芋系でん粉やコーンスターチ)。

はるさめ 国内市場
   しかし近年主原料である緑豆でん粉は、世界的に入手が困難になってきており、代替として、主にヨーロッパ産のえんどう豆でん粉が使用されるようになってきた。私たちは、はるさめ市場の約10%を担う業界の主力メーカーであり、同社の重要な事業となっているはるさめ作りにおいて、さらなる品質向上を目指して、長年ビーフンをつくり続け実績のあるタイ自社製造に切り替えて行く。ヨーロッパ産のえんどう豆でんぷんだけを使った、煮崩れしにくく、コシがありしなやかなはるさめで、おいしく、安心して召し上がっていただける高品質なはるさめをご家庭にお届けする。
 
タイではるさめづくりを行う日本企業は当社だけのオンリーワン事業です。
<参考資料>
ケンミン食品の<ものづくり>のこだわり
①自社製造へのこだわり
   1950年の創業以来、ビーフンで培ってきた製めんのノウハウと技術を結集した自社基幹工場(タイ工場は1989年より操業)で、はるさめの製造にもこだわりをもって生産している。
②えんどうでん粉100%へのこだわり
   製造効率や品質安定のため、その他のでん粉や食品添加物を使用するメーカーがあるが、同社は高い技術力を持って、えんどうでん粉だけを使用した高い品質のはるさめづくりを可能としている。
③グルテンフリーへのこだわり
   ビーフンと同様、はるさめ製品についてもアレルゲン管理を徹底し、グルテンフリー認証を取得し、食物アレルギーについて心配されているお客様の信頼に応えて行く。
 
<おすすめレシピ>
[はるさめサラダ] 透明で光輝度が高いため、さわやかなイメージのサラダに仕上がる。

はるさめサラダ
[ はるさめスープ] コシが強く、なめらかなので食感を楽しめるスープに仕上る。

はるさめスープ
 
[ はるさめの炒め物] 熱を加えても煮くずれしにくいため、いろんな具材と炒めても食感が残る。

はるさめの炒め物
 
GFCOとは
   グルテンフリー認証組織(GFCO)は、2005年にグルテン不耐性団体によって開発された任意プログラム。このプログラムは現在、数千の製品を認証している北米で最大のグルテンフリー認証機関で、国際的に認知されている。

グルテンフリーマーク
グルテンフリーとは
   グルテンフリーとは、小麦などに含まれるグルテンの摂取を控える食事や食品のこと。もとはアレルギー症状の出る人向けの食事でしたが、最近ではそうした人々に限らず「健康に良い」や「ダイエット」などのイメージで市場は伸長しつづけている。

グルテンフリー市場が伸長しつづけている
「緑豆」と「えんどう豆」
   同じマメ目•マメ科の植物。抽出されるでん粉も性質が似ており、でん粉のアミロース含有率が高く、煮くずれしにくく、歯ざわり良く、コシが強くなめらなか独特の食感を持つはるさめになる。
ケンミン食品とは
   1950年神戸創業のビーフンメーカー。1960年発売の「ケンミン焼ビーフン」はギネス世界記録™『最も長く販売されている焼ビーフンブランド』。国内ビーフン市場の52.8%のシェアで日本一創業者高村健民に因み、健康(健)を皆さま(民)に提供するという理念を持つ。ビーフンの他にも、フォー、ライスパスタ、ライスペーパーなど米を原料とした加工食品を製造する専門企業である。   
   近年、グルテンフリーがトレンドの欧米にも輸出し親しまれている。2018年地域未来牽引企業、2020年ひょうごオンリーワン企業に認定。明治安田生命J1リーグヴィッセル神戸のユニフォーム・パンツスポンサー。https://www.kenmin.co.jp/

市場シェア (日本税関2018調べ)

ケンミン 焼ビーフン調理イメージ

   ちなみにケンミン食品(株)(URL: http://www.kenmin.co.jp/ )は 製造業で、本社を神戸市中央区海岸通5丁目1番1号に置く。電話番号は078-366-3000 代表者は高村祐輝氏、上場は未上場 資本金は9200万円。