2021.12.24(金

ニューヨークの品評会で3年連続金賞受賞、純国産「エキストラ

バージンオリーブオイルうしまど」数量限定発売、今秋搾りたて 

シンプルに味わいたい果実感満点の天恵オイル(日本オリーブ)

   オリーブ(株)(岡山県瀬戸内市牛窓町、服部芳郎取締役社長)は、ニューヨークIOOCワールドオリーブオイルコンペティションにおいて3年連続金賞を受賞した「エキストラバージンオリーブオイルうしまど」の2021収穫分を2021年12月21日から直営店、オンラインショップなどで発売している。

EXうしまどイメージ

EXうしまどオイル
【ニューヨークIOOCワールドオリーブオイルコンペティションとは】
   ニューヨークIOOCワールドオリーブオイルコンペティションは一流のオリーブオイルを決める世界最大規模の品評会だ。受賞者リストは年一度更新され、世界最高峰のオリーブオイルとこだわりある生産者のみが権威あるこのリストに掲載される。2013年より始まり、本2021年は世界28ヶ国1159品が出品され、世界各国20人で構成された審査員によって評価された。
https://bestoliveoils.org/
【ニューヨークIOOCワールドオリーブオイルコンペティション2021結果】
※2020秋収穫•搾油分
ミディアム部門 金賞(3年連続受賞)
エキストラバージンオリーブオイルうしまど
品種 アルベキナ、ミッション、マンザニロ、ルッカ、ネバディロ・ブランコなど
風味評価 イチジクの葉、オリーブの葉
https://bestoliveoils.org/brands/extra-virgin-olive-oil-ushimado
【エキストラバージンオリーブオイルうしまど2021に関するメッセージ】
   禅語に「潜行密用は、愚の如く魯の如し」という言葉がある。これは曹洞宗の祖、洞山良价(とうざんりょうかい)が『宝鏡三昧』という漢詩で残した言葉の一部である。誰も見ておらず、知らないとしても、自らの言動、仕事を愚直に丁寧に行うことの大切さを説いている。
   牛窓オリーブ園では収穫し搾油した品種毎•日毎のオイルの全てを各々分析•官能評価している。万が一、量を優先して基準に満たないオイルを一滴でもブレンドしてしまえば、「軽やかに、澄んだ、ジュースのような」オイルにならない。したがって鑑定チームによって厳しくチェックを行いNGなオイルは断腸の思いでふるい落とす。
   また、オリーブオイルはワインにも似ており、テイスティングでは「~のような」と風味の表現をされることが多いのだが、それは非常にデリケートなもので、経験を積み、感覚の引き出しを作り上げていくものだ。しかし、驚くべきことに今年の「エキストラバージンオリーブオイルうしまど」は例年以上に非常にはっきりとした輪郭のバナナ、りんご、ライチなどのフルーツ感があり、どなた様にもお楽しみいただけるものとなった。
   なぜオリーブのみを搾って得られたオイルに、このように他の果実の芳醇なハーモニーがあるのか?それはシンプルを極め、愚直に励むことにより豊かな天恵を得られたということかと思われるが、オリーブが特別な植物である証でしょう。
   例年以上にスイートで華やかなオリーブオイルになったので、是非ともお召し上がりいただきたく、「潜行蜜用」ではない「お知らせ」になってしまったが、「愚の如く、魯の如し」の精神を大切にし、オリーブオイルづくりに励んでいく。
【同社鑑定チームによる2021年産の風味の要素】
フルーツ:バナナ、りんご、ライチ、アボカド
ナッツ:ピスタチオ、カシューナッツ、アーモンド、
ハーブ•香辛料:ミント、シナモン
グリーン:葉物野菜、草、茶
【おすすめ料理】
・野菜の甘みを味わう新調理例 焼きレタス柚子とともに
   生のレタスサラダも良いですが、焼くと甘みがぐっと出る。レタスはバラバラにならないように軸を残して4等分して、フライパンにEXを広げて、レタスの切り口をさっと焼く。牛窓オリーブ園の柚子を搾り、皮を刻んで頂いた。

EXうしまど焼きレタス
 
・いつもの魚をグレードアップする例 鮭のオープンサンド焼きレタス柚子とともにトーストしたパンに、EXうしまどでドレッシングした鮭、ケッパーをのせて。行きつけのスーパーの刺身は厚切りなのでボリューム満点でしたが、薄切りの方が食べやすいかもしれない。”つま”でタルタル風のディップを作り後のせたがよく合う。

EXうしまどサーモン
・バルサミコ酢とのマリアージュ例 豚肉とバナナのグリル
   このEXの特徴的なバナナの風味を生かすレシピ。豚肉をスキレットでローストし、追いかけてバナナも載せて火を通す。頃合いに焼けたら、EXうしまどとバルサミコ酢をかける。赤い実は枸杞の実である。

EXうしまど豚肉とバナナ
・温まる朝食例 トマトスープに
   元気を出したい朝、カップスープにお世話になることもある。EXうしまどを一匙加えると、食欲をそそる豊かなアロマが立ち、自然に深呼吸している。トマトスープだけでなく、お味噌汁にも意外と合う。

EXうしまどスープ
・果物をふんだんに使うスイーツの例 フルーツボウル
   とてもフルーティで甘いオイルなので、カットフルーツをコーティングするととても美味しくなる。ボウルには底からシリアル•ヨーグルト•シュークリームの皮、シュークリームのクリームを入れ、カットフルーツを乗せてオイルをかけるだけなので、とても簡単だ。

フルーツボウル

EXうしまどイメージ
【商品概要】
品名 エキストラバージンオリーブオイルうしまど
容量 180g
価格 3,500円(+税8%)
発売日 2021年12月21日(火)
限定 おひとり様2本までとさせていただきます。
販路 牛窓オリーブ園内直売店[オリーブショップ]電話 0869-34-2370
通信販売 https://www.nippon-olive.co.jp/fs/ushimado/gr131/100102

EXうしまど商品
 <企業情報>
   第二次世界大戦中、岡山県有数の商家の第11代当主の服部和一郎は「食料確保のため、山を芋畑に」と軍部から要請され、「芋畑にすると瀬戸内の素晴らしい景観が損なわれる。オリーブは薬用になり、食用になり灯火にもなる」と考え、1942年4月19日に開墾した阿弥陀山中に、平和の象徴オリーブを植樹した。
   1949年6月1日、日本オリーブ(株)を設立と同時に、第一号商品「オリーブマノン バージンオイル」(オリーブ油100%の純粋化粧用油)を発売した。日本でのオリーブオイル需要増に対応するため、1992年には世界一のオリーブ生産国スペイン トルトサにも自社オリーブ園を開設し、現在、牛窓オリーブ園で10ヘクタール、約2,000本、トルトサオリーブ園で45ヘクタール約3,100本の栽培•収穫•加工を生産者として行いながら、オリーブのオイルのみならず果汁•葉エキスなどの基礎研究•医薬部外品や化粧品の商品開発、販売を行っている。 

牛窓オリーブ園
<牛窓オリーブ園情報>
   1942年、創業者服部和一郎(現社長の曽祖父)は百年先の牛窓の景観を保つため、また「オリーブは薬用になり、食用になり灯火にもなる」と考えて阿弥陀山を開墾してオリーブ園を開園した。現在、約10ヘクタールに約2千本の規模で栽培を行いながら、年間約9万人(2018年度)が訪れる岡山県南有数の観光スポットとなっている。入場無料•年中無休だ。
※地域のコロナ感染防止を最重要視し、オリーブの開花期や果実をご覧いただけるシーズンも、緊急事態宣言等発令中は休園した。農園スタッフはお客様により良い商品をお届けできるよう、休園中の栽培管理をより一層丁寧に行って来た。
http://nippon-olive.info/archives/10793/