2013年12月市場動向調査外食市場12月の動向
年末需要を捉え、2ヵ月連続で前年を上回る

 日本フードサービス協会は1月27日、12月市場動向調査外食市場12月の動向を発表している。全体概況の12月は、曜日回りの関係で年末の休日が増えたことから、FR業態を中心に家族需要忘年会需要が増え、全体売上げはプラスに推移し、対前年比101.6%と2ヵ月連続して前年を上回った。特にFR業態は売上高105.7%で5月以来好調に推移している。
 業態別概況は、ファーストフード業態が全体売上は99.7%と前年を下回った。洋風は前月に引き続き集客面で各社の好不調が分かれたことに加え、店舗数の減少もあり、客数は90.7%となったが、客単価は上がっており、売上げは95.1%となった。
 和風は新メニューの投入等で客数が大きく伸び、売上げを押し上げた。麺類は出店効果等で引き続き好調を維持。持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数の減少で客数は前年を下回ったが、前年より多い年末の休日数が売上げに寄与した。その他は「アイスクリーム」が年末休暇中に売れ行きを取り戻し、売上高は105.3%となった。

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 ファミリーレストラン業態は、全ての業種で売上げが前年を上回り、全体の売上げは8ヵ月連続で前年を上回った。洋風は店舗数、客数、客単価が増えて売上げは引き続き好調。中華は出店効果で客数が増え、和風と焼き肉は帰省客の家族需要や忘年会需要を取り込み、売上げは好調に推移した。特に焼き肉の売上げは、12年3月以降、22ヵ月連続して前年を上回っている。
 パブ・居酒屋業態は、全体売上げは前年に及ばず96.2%となった。忘年会需要は比較的堅調であったが、曜日回りで企業の忘年会シーズンが短くなり、売上げにマイナスの影響が出た店もあった。
 ディナーレストラン業態は、年末需要を捉えて客数が増え、売上げは104.4%と先月に引き続き好調に推移した。喫茶業態はクリスマスのフェアメニュー、季節感のある新メニュー等により客数と客単価が増え、売上げは101.2%となった。

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