2014年3月市場動向(外食市場3月の動向)

2014.04.28(月)

 全体概況では3月は比較的天候にも恵まれ、2月の大雪によるマイナスから一転、外食売上高は101.7%と前年超えを取り戻した。FR業態は引き続き高単価商品などが支持され、客数・客単価・売上げともに好調で外食全体を牽引した。
 一方、業種によって傾向がまちまちとなったFF業態や、金曜日の少ない曜日回りが影響したパブ・居酒屋業態は、客数が前年を下回った。また、消費増税前の駆け込み買いでショッピングに出かける人が増えたことで、商業施設に立地する外食店の一部では客足が伸びた。

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 業態別概況ではファーストフード業態の全体売上げは101.8%と前年を上回った。洋風はキャンペーン等が奏功した店もあったが、各社の集客状況はまちまちで客数は94.0%となった。売上げはわずかに前年を下回った。
 和風は季節メニュー等により引き続きの好調。麺類は出店効果等で売上げは堅調に推移。持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数減等を主因に客数が減少し売上げもマイナスとなった。その他は「カレー」「アイスクリーム」等でのキャンペーンが好評で売上げは好調に推移した。
 ファミリーレストラン業態は全ての業種で、売上げ•客単価が前年を上回り引き続き好調。高付加価値・高単価商品が支持された。業種別の傾向も同様で、しゃぶしゃぶなどの和風や焼き肉は特に好調に推移した。パブ・居酒屋業態は繁忙日である金曜日•休前日の日数が昨年より少なかったこともあり、3月は客数が94.6%、売上げは93.2%と大幅に前年を下回った。
 ディナーレストラン業態は、高付加価値のメニュー改定が奏功し、客単価上昇につながった店舗もあり、売上げは103.4%となった。喫茶業態は4月からの春のキャンペーンを前に販促機会が少なかったことや、店舗数減等もあり客数、売上げともに前年を下回った。

売上高と店舗数の推移.png売上高と店舗数の推移.png